カニエ・ウェスト復帰公演にローリン・ヒル登場!│豪華な一夜の陰で“炎上”の余波も
現地時間4月3日(金)、ラッパーのカニエ・ウェストは、1日(水)に続いてロサンゼルスのSoFiスタジアムで数年ぶりの復帰公演を行った。この金曜の公演にはトラヴィス・スコットやシーロー・グリーンに加え、サプライズゲストとしてローリン・ヒルが登場し、ステージを盛り上げた。
カニエ・ウェスト復帰公演に豪華ゲストが集結
ウェストは復帰に向けた新たな挑戦としてロサンゼルスのスタジアムに登場し、この公演はソールドアウトを果たした。そのステージや演出は、彼の不屈の姿勢や贖罪の意思を感じさせ、「現役続投宣言」とも見て取れた。
サプライズゲストのヒルは、ウェストの2004年のヒット曲「All Falls Down」でコラボした。この楽曲は、ヒルの「Mystery of Iniquity」(2002年)をサンプリングしたことで知られている。さらにヒルは「Doo Wop (That Thing)」を披露し、同楽曲をサンプリングしたウェストの「Believe What I Say」へ繋げた。
続いてヒルは、息子のザイオン&YG・マーリーとともに「Heartbeat」「Crisis」「Praise Jah in the Moonlight」をパフォーマンスした。ヒルとウェストのステージ上での共演はこれが初めてで、ヒルがステージを去る際、2人は抱擁を交わした。

なお、ウェストの最新アルバム『Bully』(2026年)は、高く評価されているヒルのアルバム『ミスエデュケーション』(1998年)になぞらえている。スコットとグリーンは『Bully』の楽曲に参加しており、ステージでもパフォーマンスを披露した。
さらに、ウェストと元妻キム・カーダシアンの娘であるノース・ウェスト(12歳)もステージに登場。水曜の公演に続き、父親と共演した。
カニエ・ウェスト論争は消えず――共演者にも波紋が広がる
ウェストは、反ユダヤ的発言や露骨なナチスへの言及によって激しい批判を浴びていた。特に、昨年には「Heil Hitler(ハイル・ヒトラー)」と題した楽曲を発表し、業界内での孤立を深めるきっかけとなった。その後、ウェストは一部発言を撤回したものの、その余波は続いており、公に姿を見せるたびに賛否両論を巻き起こしている。
そして、今回の公演も例外ではなかった。特にヒルのサプライズ出演は、「彼女ほどの地位にあるアーティストが、論争の渦中にいるウェストとなぜ共演したのか?」とネット上で議論を呼んでいる。ウェストと共演したことにより、ヒルが「反ユダヤ・親ナチスを支持した」と受け取るファンもいた。
今回の一件によって、ウェストの復帰をめぐる困難な状況が改めて浮き彫りになった。ウェストは今でも衰えない集客力を誇り、アーティスト仲間とのコラボも後を絶たないかもしれない。しかし現在では、彼や仲間たちの言動の一つひとつが重い政治的意味を持つ。
ウェストは今後、「彼と共演したい者はいるのだろうか?」「共演によってどんな代償があるのだろうか?」という問いと向き合い続けることになりそうだ。
※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。
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