セレーナ・ゴメスが自身のコスメブランド「Rare Beauty」とメンタルヘルス支援活動のつながりを明かす

セレーナ・ゴメス 写真: ©CINDY ORD/GETTY

音楽、役者、メンタルヘルスの活動家、そしてコスメブランド「Rare Beauty」の創設者として多岐にわたり活躍するセレーナ・ゴメス。そんな彼女は、美容グッズとメンタルヘルスに関する取り組みを結び付ける方法を見つけたという。

米ファスト・カンパニーに対し、双極性障害の診断後「Rare Beauty」を立ち上げたいと考えたと語った。「対話を始めたくて。恥じらいの気持ちはなく、癒しを与えるものへとつなげたかったのです」

そしてゴメスは、コスメブランドの非営利部門「Rare Impact Fund」とともに啓蒙活動を実施。完璧さに対する非現実的な基準を打ち壊し、メンタルヘルスに付きまとう汚名をそそぐことに尽力している。

「若いころは、世界を救えると思っていた。とある女の子が『命を絶つギリギリのところにいたけれど、あなたのドキュメンタリーを観て、もうその考えを持つことはなくなった』と言ってくれました。最高に素敵な贈り物ですよね。そういった責任があることは、クレイジーです」と涙を流しながらコメントした。

「Rare Impact Fund」は世界中の若者に向け、メンタルヘルス関連のサービス・教育がより行き届くようにするため、10年で1億ドルを調達することを目標としている。4日にLAで初開催する慈善イベントでは、『マーダーズ・イン・ビルディング』の共演者マーティン・ショート、アーティストのMarshmello、H.E.R.の出演を予定している。

ループスが原因で腎臓移植を受け、ゴメスはテネシー州の治療施設で90日間を過ごした。さらに、マイリー・サイラスとのインスタライブで双極性障害と診断されたことを明らかに。病気の公表までには、葛藤があったという。

「私はつねに人を喜ばせようとしてきました。非常に若い時から、ずっと責任を負っていたのです。本当の自分が分からなくて。責任感が原因で、私はいつも気を遣っているような感じでしたね。本当の自分を皆に話せば、悪い結果を生むという思考がありました。そして段々と脅威になっていきました。きちんとしていないと、仕事が出来ませんから」

ファンがゴメスに忠実な理由について問われると、共感を呼べるからではないかと考えを述べた。「私は高嶺の花のような存在ではありません。ビヨンセのような方には本当に驚かされます。すべてが非の打ち所がない。でも私は私。それでOK。ビヨンセやアデルのような女神は必要ですが、私はあなたの親友のような存在で幸せなのです」

※今記事は要約・抄訳です。オリジナル記事はこちら

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