テイラー・スウィフトは大統領選にどんな影響を与える？米テレビ司会者が回答

米司会者のビル・マーが、自身のテレビ番組『リアル・タイム・ウィズ・ビル・マー』で、歌手のテイラー・スウィフトが大統領選に影響を与える可能性について語った。

マーは最近、グラミー賞の受賞や、チーフスのトラビス・ケルシー選手との交際で世間を賑わせているスウィフトについて、「選挙を左右しかねない人物」と表現した。

「（スウィフトのニュースが）国について何を物語っているかは分からない。だが、トランプ支持者たち（MAGA）に対しては、『彼女を攻撃するのは気を付けた方がいい。なぜなら、党を超越する人物だから』と言えるだろう」

そして、「彼女は、カントリー歌手としてキャリアを始めたペンシルベニア州出身の白人女性だ」と語り、「今まで色んな人と付き合っていたけれど、黒人の彼氏はいなかった。MAGAが人種差別主義者だらけなら、彼らはそのことを好意的に見るはずだ」とジョークを飛ばした。

さらに、スウィフトが熱狂的なファン層に与える影響に関して、マーはトランプ支持者に以下のように警告した（スウィフトは2020年、バイデン大統領を支持）。

「MAGAにとっては、非常に厄介な人物だろう。すでにトランプ支持者は有権者登録を済ませていて、トランプに投票することになっている。一方で、スウィフトのファンは現在、登録すらしていないはず。スウィフトは、誰に投票するか公言する必要はない。ファンは彼女が誰に票を投じるか分かるんだ」

スウィフト自身は誰に投票するかを公表していないが、かねてより有権者登録や一票を投じることの大切さについて声を上げている。スウィフトがSNSでネットでの有権者登録を呼びかけたところ、当日に15万人以上がサイトを訪れ、約3万5千人が登録に至ったという。

※本記事は抄訳・要約です。オリジナル記事はこちら。翻訳／和田萌

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