メキシコの伝説的歌手、77歳で死去

メキシコ音楽界のレジェンド、パキータ・ラ・デル・バリオが月曜日にベラクルスの自宅で亡くなった。77歳だったという。
彼女の訃報は公式のSNSアカウントで告知され、AP通信も彼女の代理人を通じて確認したという。ベラクルス州の州都では、ここ数年、数々の健康上の問題に直面していた彼女の死を多くの人々が悼んだ。
公表された声明は「深い痛みと悲しみと共に、私たちはベラクルス州の自宅において私たちの最愛のパキータ・ラ・デル・バリオが亡くなったことをここに報告します」としつつ、「彼女は、彼女を知り、彼女の音楽を楽しんだすべての人々の心に消えない足跡を残す、ユニークで2度と現れないようなアーティストでした」と述べた。
パキータ・ラ・デル・バリオ(本名:フランシスカ・ビベロス・バラダス)は、『Rata de dos patas』や『Tres veces te engañé』といった名曲を始めとする、失恋や裏切りをテーマとする歌で観客を魅了した。 彼女のファン層は主に女性だったが、パワフルなパフォーマンスは男性ファンをも魅了した。
グラミー賞とラテン・グラミー賞に2度ノミネートされたパキータ・ラ・デル・バリオは2021年に、ビルボード・ラテン・ミュージック賞の生涯功労賞をプエルトリコ出身のスーパースター、バッド・バニーから贈呈されるなど、その実績は音楽界全体から認められていた。
彼女の訃報を受けて、SNS上は彼女の死を悼む声で一杯となった。 ラテン・グラミー賞やアップル・ミュージックなど、多くのメディアも彼女の死を悼んだ。
「パキータ・ラ・デル・バリオの冥福を祈ります。彼女はメキシコ出身のフェミニスト・アイコンであり、他の人々が言うことを恐れていたことを歌いました」とApple MusicはX上に綴った。
本記事は要約・抄訳です。オリジナル(英語)はこちら
【関連記事】
- 『SHOGUN 将軍』、米脚本家組合賞で3部門制覇 快進撃止まらず
- シャキーラ、腹部の問題で入院 ― 予定していたペルー公演は延期
- カニエ・ウェスト、妻との破局報道を代理人が否定
- 元婚約者が明かしたリアム・ペインとの壮絶な日々
- 闘病を続けるデイヴィッド・ヨハンセンに続々と支援を寄せるセレブたち