【F1中国グランプリ】レッドブル、日本グランプリで角田裕毅起用を検討

上海インターナショナル・サーキットで開催された2025年F1中国グランプリは、晴天の下で行われ、多くの中国セレブリティが集結した。
中国の人気歌手であり俳優のチョン・イー氏もレーシングブルのガレージを訪れ、角田裕毅選手と交流した。
最新のルイ・ヴィトンのファッションを披露したセレブリティやインフルエンサーが多く見られた。LVMHがフォーミュラ1のグローバルスポンサーとなった今、ルイ・ヴィトンの存在感は一層強まり、拡大する市場における中国の重要性を強調している。
予想に反して波乱の少なめなレースとなったが、マクラーレンは圧巻のパフォーマンスを見せ、見事なワンツーフィニッシュを達成。オスカー・ピアストリ選手が今シーズン初勝利を飾り、チームメイトのランド・ノリス選手が2位、ジョージ・ラッセル選手が3位で表彰台に立った。
一方、フェラーリには波乱が訪れた。フェラーリの両ドライバーとアルピーヌのピエール・ガスリー選手が技術規則違反により失格となり、最終順位が大きく変動。スクーデリア・フェラーリは大きな打撃を受けた。
しかし、最も注目を集めたのはコース外での動きであった。レッドブル・レーシング内部からの未確認情報によると、2週間後に控える日本グランプリを前に、ドライバー交代が差し迫っているとのことだ。内部筋によれば、シーズン最初の2戦で期待外れのパフォーマンスを見せたリアム・ローソン選手に代わり、角田裕毅選手が起用される見込みだという。
レッドブルのチーム代表クリスチャン・ホーナー氏は、記者会見でこの憶測を認めなかったが、否定もしなかった。これにより、レッドブルでのレーサー変更の可能性が一層高まっている。
次の日本グランプリに向けて、イベントが盛りだくさんのF1ウィークにファンの期待が高まっている。レッドブルはお台場にて注目のショーランを開催予定で、4月2日にはサー・ジャッキー・スチュワートの「レース・アゲインスト・デメンシア」財団が主催するチャリティーオークションイベントが開催され、アルピーヌのリザーブドライバーである平川亮選手やマクラーレン、メルセデスチームの代表者たちが集う。
チャリティーオークションでは、サイン入りのキミ・ライコネン(フェラーリ)のレースグローブや、ミカ・ハッキネンのレースブーツなど希少なF1記念品や、サイン入りルイス・ハミルトン(フェラーリ)のキャップなどのチームグッズを競り落とすチャンスがある。
興奮が高まる中、日本のファンは角田選手のレッドブル昇格の可能性の発表を心待ちにしており、鈴鹿での次のグランプリは今シーズン最も注目されるイベントの一つとなりそうだ。
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