『1923』S2、まもなく「超劇的」クライマックスへ

'1923'シーズン2は、超大型フィナーレで終わります
『1923』にてスペンサー・ダットン役を演じるB・スクリナー 写真:Lo Smith/Paramount+.
スポンサーリンク

米パラマウント+にて絶賛配信中のドラマ『1923』シーズン2がまもなく最終回を迎える。

テイラー・シェリダンが制作にあたった『イエローストーン』の前日譚を描く同作。そのシーズン2もいよいよ佳境に入り、4月6日に配信される最終回は通常の放送時間の倍となる2時間スペシャルとなることが発表された。

シーズン2配信に先駆けて、米パラマウント+は同シーズンが何話構成になるのかを発表していなかったが、今回の発表でその詳細が明らかになった。なお、これによってシーズン2では全話の脚本をシェリダン、監督をベン・リチャードソンが務めた形となる。

『とある夢と思い出』(A Dream and A Memory)と題された最終回では、前話で繰り広げられた殺戮の連鎖の続きが描かれる。前話『魔物の峰々』(The Mountain Teeth of Monsters )ではなんと合計7人もの登場人物が「退場」する衝撃の展開となった。(内訳:ダットン家のあの人、悪役2人、あの二人の悲劇的な最期、アレクサンドラをモンタナに送り届けた夫婦)

公式に発表された最終回のあらすじには以下のように記される。「ジェイコブ(演:ハリソン・フォード)と仲間たちは駅で甥であるスペンサー(演:ブランドン・スクリナー)の帰還を心待ちにする。ティオナ(演:アーミナ・ニエベス)は宿命の対面へ。アレクサンドリア(演:ジュリア・シュレップファー)は極寒を切り抜ける」

ちなみにシェリダンは、『1923』と同じく彼が手掛けた『イエローストーン』S5第2部の最終回も2時間拡大スペシャルにするという方針をとっていた。話題作となった『イエローストーン』シリーズには『1923』の他にもスピンオフ制作の話が多数浮上しており、シリーズの将来は明るいといえよう。ただ、『1923』のシーズン3が制作されるかどうかは現時点で未定の模様だ。

ハリソン・フォードとヘレン・ミレンが主演を務め、そのほかにもブランドン・スクリナーを始めとする豪華キャストが登場した『1923』は配信が開始されるや否や世界的なヒット作となった。特にシーズン2の初回は世界中で1700万人もの人々に視聴されたそうで、米パラマウント+によればこれはシーズン1の視聴者数の1.5倍を超える数なのだとか。

スクレナーは以前、米『ハリウッドリポーター』の取材に対し、最終回の脚本について「僕が人生で読んだ中で一番あざやかと思ったものの一つですね。本当に」と語っているだけに、どのような展開になるのか気になるところだ。

波乱の展開の連続で視聴者の心を掴んできた『1923』。シーズン3の制作にも期待したいところだが、どうなるのだろうか。

※本記事は要約・抄訳です。オリジナル記事(英語)はこちら

 【関連記事】

スポンサーリンク

類似投稿