『名探偵コナン 隻眼の残像』でゲスト声優の山田孝之「今回も被害総額が凄いことに…」
人気アニメーション映画のシリーズ第28作『名探偵コナン 隻眼の残像(フラッシュバック)』のファンミーティングが13日、東京・国立代々木競技場第一体育館で開催された。
昨年から「ファンの皆さんには公開と同時に一斉に楽しんでもらいたい」という製作サイドの意向で、事前の試写会を一切行わないプロモーションを展開。その戦略が奏功し、昨年の『名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)』はシリーズ最高の興行収入158億円の大ヒット。累計観客動員も1億人を突破した。
最新作は、長野県警の刑事が巻き込まれた八ヶ岳連峰の雪崩事故と、その10カ月後に起きた殺人事件の謎にコナンたちが挑む物語。ファンミーティングには高山みなみ、山崎和佳奈、小山力也のレギュラー陣に加え、長野県警の刑事たちを担当した高田裕司、速水奨、小清水亜美、ゲスト声優の山田孝之、山下美月が顔をそろえた。
コナン役の高山は、詰めかけた3300人のファンを前に「自分の中で盛り上がっているのが分かるし、皆さんの期待も高まっていると思う」と満足げ。「途中で何回かヤバい、泣いちゃうという世界が待っています。ハンカチを3枚用意して見てください」と期待感をあおった。
山田はコナンたちが非難する炭焼き小屋の主人、山下は国立天文台の研究員役で出演。山田は「人気の高さが感じられるイベント。今回もコナンくんは大暴れで、被害総額が凄いことになっています。天文台の大きなアンテナがあんなことになって…。聖地巡礼をした時は、これがこんなふうになるんだと思ってください」とユーモアたっぷりにアピールした。
2人は舞台となった県警など長野県を表敬訪問しており、山田は「県知事が人気にあやかろうと目をギラギラさせていてハンパじゃなかった。県警も志願者が減ってきているので人気に乗っかろうとしていた」とジョークを連発。声優初挑戦の山下は、「とんでもないプレッシャーがあったけれど、たくさん練習しました。雪山でのガンアクションなど、とこを切り取っても迫力が凄いです」と笑顔で話した。
『名探偵コナン 隻眼の残像』は、4月18日に公開される。
取材/記事:The Hollywood Reporter 特派員 鈴木元
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