『名探偵コナン 隻眼の残像』初日だけで興収10・5億、シリーズ最高狙える出足
前列左から山崎和佳奈、高山みなみ、江戸川コナン、山田孝之、山下美月(後列同)毛利小五郎、小山力也、高田裕司、小清水亜美©︎The Hollywood Reporter Japan
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人気アニメーション映画のシリーズ第28作『名探偵コナン 隻眼の残像(フラッシュバック)』の公開記念舞台挨拶が19日、東京・TOHOシネマズ日比谷で行われた。
全国522館で18日に封切られ、初日だけで観客動員69万人、興行収入10億5000万円を突破。昨年、シリーズ最高の興収158億円を記録した前作『名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)』対比で109%というスタートダッシュを決めてみせた。
全国10館では日付が変わる18日午前0時からの最速上映を実施。この日も日比谷だけで1日に26回上映するヘビーローテーションで、記録更新を狙う。舞台挨拶の時点で8回目の観賞という熱烈なファンもおり、コナン役の声優の高山みなみは「皆さんの熱い、熱い気持ちを持続させたい」と相好を崩した。
ゲスト声優の山田孝之は、「実写映画ではありえない数字で凄い。中には寝てしまって、次こそはという方もいたのでは」とジョーク交じりに感嘆。山下美月も、「私の身の回りでも見に行ったという方が多く、1回見た後で原作とテレビアニメのこの(映画に関連する)部分を見てもう1回と思うのでは」と分析した。
最新作は、長野県警管内で起きた雪崩事故を殺人事件の謎を追う物語。映画では 20年ぶりに毛利小五郎が活躍するとされており、声優の小山力也は「もうないかもしれないですよ。次は20年後かもしれないから、このまま2045年まで上り詰めます」と息巻いた。娘の蘭役の山崎和佳奈も、「お父さん、格好良かった。お母さんが見てくれていればいいのにと思いました」と称えた。
取材/記事:The Hollywood Reporter 特派員 鈴木元
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