『スーパーマン / クリストファー・リーヴの生涯』、エミー賞特別功労賞にエントリー

『スーパーマン / クリストファー・リーヴの生涯』 写真:Warner Bros/Alamy/Courtesy of Sundance Institute
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初代スーパーマンとして知られる故クリストファー・リーヴの人生に迫るドキュメンタリー『スーパーマン / クリストファー・リーヴの生涯』が、エミー賞ドキュメンタリー部門の特別功労賞へのエントリーが承認された。
本作は、ピーボディ賞ノミネート経験を持つイアン・ボンホーテとピーター・エテッドギーが監督を務め、全米映画批評家協会の「年間トップ5ドキュメンタリー」に選出された。さらに、英国アカデミー賞、全米製作者組合賞、クリティクス・チョイス・ドキュメンタリー・アワードでドキュメンタリー賞を受賞し、その映像制作技術と感動的な物語が広く称賛された。
しかし、アカデミー長編ドキュメンタリー映画賞の候補作15本には選ばれず、その結果は業界内で驚きをもって受け止められた。
HBO/Maxは、過去20年間でこの特別功労賞において10回の受賞歴を誇っており、今年も強力な候補作として注目を集めている。今回のエントリー作品には『スーパーマン / クリストファー・リーヴの生涯』のほか、四肢麻痺のニューヨーカーたちが結成したeスポーツチームを描く『Quad Gods(原題)』も含まれている。
同賞は、優れた映像制作、社会的影響の深さ、形式の革新性という3つの基準を満たす作品のみに贈られる特別な賞であり、ノミネートを逃した場合、他のドキュメンタリー/ノンフィクション部門に再エントリーすることはできない。選考の最終段階では、特別審査員が3〜4作品を選び、ノミネートを決定する。
HBO/Maxが誇る強力な実績と話題性のある作品が、今年の特別功労賞の行方を大きく左右しそうだ。
※この記事は要約・抄訳です。オリジナル記事はこちら。
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