テイラー・スウィフト、映画『ふたりで終わらせる/IT ENDS WITH US』を巡る法廷闘争で召喚状を受け取る

テイラー・スウィフトが、ジャスティン・バルドーニ監督の映画『ふたりで終わらせる/IT ENDS WITH US』の撮影を巡る法廷闘争で召喚状を受け取ったことが明らかになった。バルドーニの弁護士が送付したもので、訴状には「Taylor」という名前が含まれるやり取りが証拠として挙げられている。
スウィフトがこの法廷闘争に巻き込まれた背景には、主演のブレイク・ライヴリーが映画の冒頭の屋上シーンを変更したことがある。2023年、ライヴリーは脚本の変更について話し合うため、ニューヨークの自宅にバルドーニを招待。しかし、バルドーニが到着すると、そこにはライヴリーの夫ライアン・レイノルズと親友のスウィフトもいたという。
訴状によると、ライヴリーはスウィフトとレイノルズがシーンの変更案を称賛し、バルドーニに受け入れるよう圧力をかけたとされる。ライヴリーはあるメッセージで、レイノルズとスウィフトのことを「私のドラゴンたち」と表現。「『ゲーム・オブ・スローンズ』を観たらわかるけど、私はカリーシ(女王)なの。カリーシのように、私にはドラゴンがいるの。良くも悪くもだけど、大抵は良い方向にね。私のドラゴンたちは私が守る者たちも守るから」と綴っている。
バルドーニは当初、この変更に賛成の意を示していた。「君がしてくれたこと、本当に気に入ったよ。とても助かるし、ずっと面白くなった。(ライアンとテイラーがいなくても同じことを感じただろう)」とウィンクの絵文字とともに送っている。「君は本当に才能に溢れている。君と一緒にこの作品を作るのが楽しみだよ」とも伝えていた。
しかし、脚本の書き直しをめぐる緊張から、バルドーニは午前2時にライヴリーに6分以上のボイスメッセージを送信し、彼女を不快にさせたことを謝罪したという。録音の最後でバルドーニは「きっと子どもたちに囲まれて、赤ちゃんに授乳しながら、俺のくだらない話を聞いてるんだろ?」と話している。
一方、スウィフトの代理人は、この召喚状について「事実よりもタブロイドの注目を集めるための作戦だ」と非難。さらに「テイラー・スウィフトはこの映画の撮影現場に一度も足を踏み入れていない。キャスティングやクリエイティブ面での決定にも関わっておらず、編集版を観たことも、コメントしたこともない。映画を観たのは公開から数週間後であり、2023年から2024年は世界最大のツアーで各国を飛び回っていた」と強調した。
なお、ライヴリーとバルドーニは現時点でコメントを発表していない。
※この記事は要約・抄訳です。オリジナル記事はこちら。
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