クリステン・リッター、『デアデビル』S2にてMCU復帰へ

Jessica Jones, Krysten Ritter
『ジェシカ・ジョーンズ』に出演するK・リッター 写真:Netflix/Courtesy Everett Collection
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クリステン・リッター演じるジェシカ・ジョーンズがMCUに帰ってくるそうだ。

マーベル・テレビジョンの制作する『デアデビル:ボーン・アゲイン』のシーズン2にて、リッターがジェシカ・ジョーンズ役としてMCUに復帰することが、現地時間火曜日に行われたマーベルのスポンサー向けプレゼンテーションにて明らかとなった。

リッターは2015年からNetflixで配信されたドラマ『ジェシカ・ジョーンズ』にて主演を務め、3シーズンにわたって続いたシリーズは評論家とファンのそれぞれから大好評を博していた。

リッター演じるジョーンズの復帰は、シーズン1が大好評を博している『デアデビル:ボーン・アゲイン』にとって大きな後押しとなるだろう。同シリーズでは主演のチャーリー・コックスをはじめ、かつてNetflixのMCUドラマ作品に出演していた俳優たちが次々と復帰を果たしていることが話題となっていた。

また、『デアデビル:ボーン・アゲイン』のヒットによって、Netflix版(現在はDisney+にて配信)の配信も鰻登りなのだとか。マーベルにてTV/アニメーション部門のトップを務めるブラッド・ウィンダーバウムは火曜日のプレゼンにて、米『ハリウッドリポーター』に対し「皆さんは(『ボーン・アゲイン』)をシーズン1ではなくシーズン4として楽しんでいます」と語ってくれた。

コックス演じるデアデビルやジョン・バーンサル演じるパニッシャーに続き、リッターのジェシカ・ジョーンズはNetflixで主演ドラマが制作されたキャラクターとしては3人目の復帰となる。となると、ここで気になるのは同じく主演シリーズが製作されたルーク・ケイジ(演:マイク・コルター)とアイアン・フィスト(演:フィン・ジョーンズ)の復帰はあるのかというところだ。これについてウィンダーバウムは次のように述べた。

「私たちは焦らずに最良のストーリーを伝えたいと思っています。もちろん、それらのキャラクターが関わってくるというのは考えただけでワクワクすることです。でもそのためには自然な理由が必要になります。それをうまく作れることもあれば、焦ってしまうこともあります。ストーリーがそれに繋がる道を用意する必要があるんです」

どうやら、ルーク・ケイジとアイアン・フィストが帰ってくるまでファンはもう少し待たなければならないのかもしれない。

『デアデビル:ボーン・アゲイン』以前のマーベルは、大物俳優を主演に据えたしばしば1シーズン限定のドラマ(オスカー・アイザック主演の『ムーンナイト』はその好例だろう)を乱発するという方針をとっていたが、正直、五月雨式に公開される単独シリーズの嵐に「置き去り」にされた感を抱いたファンは少なくなかったであろう。それに対し、『ボーン・アゲイン』はよりオーソドックスな「ドラマ」としてのスタイルをとっており、マーベル側もそれが同作の成功における理由だったとみているようだ。

「(これまでのように)ビッグネームを主役に据えてしまうと、シーズン2を制作するのが難しくなってしまうんです。TVだと元を取りづらくなってしまいますからね。これからはアベンジャーズに登場したようなビッグネームはドラマにもう登場しないのかと聞かれれば、もちろんその答えはノーです。ですが彼らは主役という形にはならないでしょう」

ドラマ自体で楽しめる一方でMCUとの関連性を持たせるというのは絶妙なバランスを必要とする難しいタスクであることは間違いない。従来のドラマはどちらかというと映画を観る前の「宿題」をファンに要求するものとなってしまっていたのは確かだろう、この点に関してウィンダーバウムに聞いてみた。

「もちろんMCU全体のストーリーを知らずとも、楽しめるような作品であるべきでした。ですが両者の関連性を完全に無くしてしまえば、MCUの醍醐味がなくなってしまいますからね」

何はともあれ、リッター演じるジョーンズが復帰する『デアデビル:ボーン・アゲイン』シーズン2はシーズン1にも増して見所に溢れたシーズンとなること間違いない。

今後の続報に期待だ。

 ※本記事は要約・抄訳です。オリジナル記事(英語)はこちら

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