マシュー・マコノヒー主演:カリフォルニア史上最悪の山火事を描く実話『The Lost Bus』ティーザー公開

マシュー・マコノヒー COURTESY BLOOMBERG
マシュー・マコノヒー COURTESY BLOOMBERG
スポンサーリンク

Apple Original Filmsは、マシュー・マコノヒーアメリカ・フェレーラが主演する新作映画『The Lost Bus(原題)』の公式ティーザートレーラーを公開した。本作は、2018年にカリフォルニア州で発生した「キャンプ・ファイア」と名付けられた山火事を題材にした実話ベースのドラマスリラーである。

原作は、ジャーナリストのリジー・ジョンソンが執筆したノンフィクション書籍『Paradise: One Town’s Struggle to Survive an American Wildfire(原題)』であり、カリフォルニア州史上最も多くの犠牲者を出した山火事の記録を描く。

オスカー俳優マシュー・マコノヒーとアメリカ・フェレーラが主演

マコノヒーはバス運転手ケヴィン・マッケイ、フェレーラは教師メアリー・ラドウィグを演じる。両者は、炎に包まれた街から子どもたちをスクールバスで避難させた実在の人物をモデルにしている。

ティーザー映像では、通信員の声で「ポンデローサ小学校に取り残された子どもが23人いる。近くで迎えに行ける者はいるか?」という緊急の呼びかけが流れ、マコノヒー演じるケヴィンが無線に応答する様子が描かれている。その後、炎の中を走るスクールバスの緊迫した場面が映し出される。

『ボーン・スプレマシー』などのポール・グリーングラスが監督

監督・脚本は『ユナイテッド93』や『キャプテン・フィリップス』で知られるポール・グリーングラスが務め、共同脚本にはエミー賞受賞シリーズ『メア・オブ・イーストタウン』のクリエイターであるブラッド・イングルスビーが参加する。

グリーングラス監督は、「『The Lost Bus』は、想像を絶する状況に直面した人々が示した静かな英雄的行動の物語である。この作品を託されたことを光栄に思う」とコメント。

豪華製作陣とキャスト

本作の企画は、アカデミー賞受賞女優ジェイミー・リー・カーティスが立ち上げた。彼女は米放送局NPRの番組で原作者リジー・ジョンソンのインタビューを聞いたことをきっかけに映画化を発案し、自身の制作会社Comet Picturesからプロデューサーとして参加している。また、ジェイソン・ブラム(『M3GAN ミーガン』シリーズ)、ブラッド・イングルスビー、グレゴリー・グッドマンもプロデューサーを務め、ジョンソン自身は製作総指揮として名を連ねている。

主要キャストに加え、ユル・ヴァスケス、アシュリー・アトキンソン、スペンサー・ワトソンらが出演する。

『The Lost Bus(原題)』は、2025年秋にApple TV+および一部の劇場にて公開予定。

※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。

【関連記事】

スポンサーリンク

類似投稿