ジャレッド・レト、未成年含む女性9人に対する性的疑惑が浮上―過去のSNS投稿も再燃

ジャレッド・レト、2025年4月3日にラスベガスのシーザーズ・パレス内コロッセオで開催されたディズニーのシネマコン発表会に出席。 写真:(Photo by Rodin Eckenroth/Getty Images for Disney)
ジャレッド・レト、2025年4月3日にラスベガスのシーザーズ・パレス内コロッセオで開催されたディズニーのシネマコン発表会に出席。 写真:(Photo by Rodin Eckenroth/Getty Images for Disney)
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アカデミー賞俳優のジャレッド・レトに対し、9人の女性が性的に不適切な行為を受けたと訴えている。しかし、ジャレッド・レトの代理人はこうした疑惑を全面的に否定している。発端となったのは、米メディア『Air Mail』が報じた調査記事である。そこには女性9人の証言が記されている。多くの証言者は匿名で、いずれも10年以上前の出来事だという。

疑惑の中心は未成年との接触

記事によると、証言者の中には当時未成年だったと語る女性もいた。ジャレッド・レトは、俳優だけでなくバンドThirty Seconds To Mars(サーティー・セカンズ・トゥ・マーズ)のフロントマンとしても知られている。

モデルのローラ・ラ・ルーの証言

証言者の1人、モデルのローラ・ラ・ルーは、2008年にビバリーヒルズでの動物愛護イベントでジャレッド・レトと出会ったと語っている。当時彼女は16歳、レトは36歳だった。ラ・ルーによれば、レトからの異様なほどの強い視線を感じたという。その後、彼女は年齢を尋ねられ、電話番号を交換したという。「モデルとしてのキャリアに役立つかもしれない」と考えたためだ。

その後、数か月間、ラ・ルーは何度かレトの自宅を訪問。レトは「からかうような態度で、近づいては離れるのを繰り返していた」という。あるとき、レトが突然、裸で現れたと証言した。「性器を露出していた。まるで普通のことみたいに」と語っている。ラ・ルーは当時17歳だった。

ジャレッド・レト側の反論と別の証言

ジャレッド・レトの代理人は、ラ・ルーが個人アシスタントの仕事に応募していたと主張し、「やりとりに不適切な点はなかった」としている。一方でラ・ルーは、その申し出自体を否定している。

さらに、別の女性も匿名で証言している。未成年の頃にレトの自宅を訪れ、18歳になってから関係が性的なものになったと話した。その中には、「レトが性器を露出し自慰を始めたうえ、自分の手を取って彼の体に触れさせた」という衝撃的な内容も含まれている。だが、代理人は「すべての告発を明確に否定する」と断言している。

SNSでも過去の発言が再注目

記事では、俳優ディラン・スプラウスが2018年に投稿したツイートも紹介されている。「ジャレッド・レト、18〜25歳の女性モデル全員にDMしてるけど、成功率はどれくらい?」と皮肉ったもので、映画監督でDCスタジオの責任者でもあるジェームズ・ガンが「18歳から狙いはじめるのか?」と反応していた。

現在、レトはディズニーの大作映画『トロン:アレス』に主演する予定となっている。

※本記事は抄訳・要約です。オリジナル記事はこちら。

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