『ベター・シスター』で共演の必然――ジェシカ・ビールとエリザベス・バンクスが語る姉妹役の舞台裏

ジェシカ・ビールとエリザベス・バンクスが、Amazonプライムビデオの新作ドラマ『ベター・シスター』で姉妹を演じた理由について語った。2人は以前から「似ている」と言われてきた関係であり、今回の共演は「運命だった」と語る。
原作と姉妹関係の描写
本作はアラフェア・バークの同名小説が原作だ。姉クロエ(演:ジェシカ・ビール)の夫が殺害され、長年疎遠だった妹ニッキー(演:エリザベス・バンクス)と再会する。事件は家族の秘密を明るみに出すきっかけとなる。
ショーランナーはオリヴィア・ミルチとレジーナ・コラド。二人は姉妹間の激しい感情に注目したと語る。兄弟姉妹は、同じ親に育てられていても、親との関係や感じ方がそれぞれ違う――そんな考え方に強く惹かれた」とミルチは言う。「殺人ミステリーの上に、それがとても普遍的な物語だと感じた」とも語っている。
共演の裏側と役へのアプローチ
製作陣は、ビールとバンクスを同時に起用した。2人をセットで起用することを望んでいたのだ。ビールはミステリードラマが好きだと語っている。撮影はニューヨークでの長期滞在を伴い、夫ジャスティン・ティンバーレイクのツアーと重なっていた。それでもビールは、バンクスとの共演や、姉妹の関係性を深く掘り下げられる点に魅力を感じた。
また、ビールは「エリザベス(・バンクス)の予測不可能な演技に刺激を受けた」と語る。「今日はどんな演技を見せてくれるのかとワクワクした」とも述べた。
一方で、バンクスは役への理解をこう語っている。「ニッキーの目的は、姉クロエを揺さぶることだった。私はあなたより上だと示すために挑発するの」。そして「許したけど忘れていない。彼女は私から夫も息子も奪ったから」と感情を込めた。
まとめ
『ベター・シスター』は姉妹の確執と許しをミステリーとして描き、キャストと製作陣の情熱が込められた、見応えのある作品となっている。
※本記事は抄訳・要約です。オリジナル記事はこちら。
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