苦手な演技は食事シーン:『キル・ビル』のユマ・サーマンが明かす

ユマ・サーマン 写真: Arturo Holmes/Getty Images
ユマ・サーマン 写真: Arturo Holmes/Getty Images
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『キル・ビル』(2003)で知られるユマ・サーマンが、米人気トーク番組『ザ・トゥナイト・ショー』に出演し、演技における意外な苦手分野について語った。それは、カメラの前で食べる演技をすることだという。

オスカーノミネート歴もあり、俳優として成功しているユマ・サーマンだが、食べる演技が苦手すぎて、精神疾患の診断基準として知られるDSM(『精神障害の診断と統計マニュアル』)を確認したことがあるという。そこには、「見知らぬ人の前で食べることに不安を感じるか?」という項目があると知り、改めて自分の苦手意識に気づいたという。

結果的に精神的な問題はなかったものの、彼女にとって「演技しながら食べること」は、今でも緊張を伴う場面だという。

食べながらの演技は予想以上に難しい

ユマ・サーマンは、「まず、何度も同じ演技を繰り返す必要がある。食べ物は自分で選べないし、台詞を話しながら飲み込まなければならない。そのせいで、むせるかもしれないという不安にもつながる」と説明した。演技の流れと食事のタイミングを同時にこなす難しさを力説した。

番組司会者のジミー・ファロンは、「ブラッド・ピットは、どのシーンでもいつも何かを食べてるよね。リンゴを食べたり、タマネギを食べたり。何でも気にせず、とにかく何か食べてる」と冗談を交えて指摘した。

ユマ・サーマンは、「納得のいく食事シーンを演じるのは、私にとってやり残していることのひとつなの」と話し、挑戦への意欲を見せた。「裸で泳ぐみたいに、やっておくべきことの1つ」と語り、観客の笑いを誘った。

※本記事は抄訳・要約です。オリジナル記事はこちら

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