復帰への第一歩──エズラ・ミラー、3年ぶりの公の場で語った“信頼”と“後悔”

エズラ・ミラー Phillip Faraone/Getty
エズラ・ミラー Phillip Faraone/Getty
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エズラ・ミラーが、2020〜2022年にかけての一連の騒動と逮捕を経て、映画業界への復帰について語った。
イタリアで開催された、フィルミング・イタリア・サルデーニャ映画祭2025に出席したエズラ・ミラーは、イタリアのメディアのインタビューで、「復帰に向けて、一歩を踏み出す可能性がある」と述べた。

ミラーは今年5月、カンヌ国際映画祭に参加し、リン・ラムジー監督の新作『Die My Love(原題)』をサポートした。ラムジー監督とは、2011年の映画『少年は残酷な弓を射る』でタッグを組んで以来の縁がある。

カンヌ出席には迷いもあったと語り、「3年も人前から離れていた自分にとって、カンヌは復帰の場としてはかなりハードルが高かった。あそこには写真を撮りまくる人や、個性的な人、癖の強い富裕層も多いからね」と振り返る。

それでも、ラムジー監督への強い信頼が、再び人前に出る決意を後押しした。「彼女のことを信じている。あの過酷な時期をなんとか乗り越えたからこそ、いまは同じように苦しんでいる人たちにも手を差し伸べられるようになった」と語っている。

自身の過去の行動については深く後悔し、反省していると率直に語り、複雑なメンタルヘルスの問題を抱えていたこと、そして現在も治療を続けていることを明かした。

また、映画界の人間関係についても言及し、「この仕事をしていると、自分の心身を顧みない人たちとも深く関わらざるを得ない」とその厳しさを語った。その一方で、「本当に苦しかったけれど、その中で自分を支えてくれる人が誰なのかがはっきり見えた」とも述べている。

 ※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。

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