アニメエキスポ2025開催!スタッフ・出演者が語る『葬送のフリーレン』第2期、『ガチアクタ』の魅力と制作秘話

『葬送のフリーレン』第2期 Crunchyroll
『葬送のフリーレン』第2期 Crunchyroll
スポンサーリンク

クランチロールは7月4日のアニメエキスポ2025にて、『葬送のフリーレン』スタッフ・出演者によるパネルディスカッションを開催し、第2期の新ティザーPVを公開した。また、待望の新作アニメ『ガチアクタ』主要スタッフによるパネルディスカッションも開催された。

監督・声優・作曲家が『葬送のフリーレン』を語る

パネルディスカッションに登壇した『葬送のフリーレン』プロデューサーの福士裕一郎は、同作の第2期が制作中であることに触れた。監督は第1期に続き、北川朋哉氏が務め、2026年1月に放送開始予定だ。

同エキスポのステージには、福士氏に加えて声優の小林千晃(シュタルク役)と作曲家のエバン・コールが登壇。小林は第1期第5話のシーンを生朗読し、コールは生演奏を披露したほか、同作に対する音楽制作のアプローチを語った。

福士は同作第1期について、通常のアニメより多い全28話の制作は「大きな挑戦でした」と振り返る。また、「話数の多さだけでなく、リソースをどこに集中させるかという問題もありました。全てのエピソード、全てのストーリーがとても印象的で心温まるものだったので、できる限り力を注ぎたいと思いました」と述べた。

コールは、原作漫画の「感傷的」な雰囲気と「冒険の後の冒険」というコンセプトに魅力を感じてプロジェクトに参加したと語る。第1期の音楽制作については、「単なるBGMにはしたくありませんでした。他のキャストと共に、音楽もある種のキャラクターや、世界の声、世界の感情のように作りたかったのです」「若い頃にやっていたフォーク音楽が活かされました」と明かした。

その後コールは生演奏を披露し、楽曲の感情的な効果や、楽曲に込めたキャラクターへのオマージュについて説明した。

待望の新作『ガチアクタ』を米国初上映

同エキスポでは、現在のクランチロールの主要作品である『ガチアクタ』が米国初上映された。同作は、スラム街に生きる主人公・ルドが身に覚えのない殺人の罪を着せられ「奈落」へ落とされた後、「掃除屋」と呼ばれるグループと共に、ゴミから生まれた怪物「斑獣」と戦う姿を描く。

パネルディスカッションには裏那圭(原作者)、晏童秀吉(原作グラフィティデザイン)、天野直樹(ボンズフィルムプロデューサー)が登壇し、裏那と晏童の出会いやアニメ化の経緯、制作中のエピソードなどが明かされた。天野は「アニメシリーズのために書き下ろしたシーンや、アニメならではの表現もあるので、ぜひ楽しみにしてください」と会場を沸かせた。

同エキスポでは『ガチアクタ』第1話・2話のグローバルプレミア先行上映が行われ、フランス、ブラジル、ドイツ、イタリア、メキシコ、インドなど15の国と都市でも同時上映された。

同日に『薬屋のひとりごと』続編制作が発表

同日には日本で『薬屋のひとりごと』第2期最終話が放送され、その直後にSNSを通じて続編制作の決定が発表された。

同作は、宮廷に売られて侍女となった少女・猫猫(マオマオ)が、薬と毒に関する知識を駆使してさまざまな事件を解決し、宮廷の陰謀に挑むストーリーで人気シリーズとなった。

※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。

【関連記事】

スポンサーリンク

類似投稿