女性主演アクション映画が少ない理由とは?シャーリーズ・セロンが語るハリウッドの現実

シャーリーズ・セロン Monica Schipper/Getty Images
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シャーリーズ・セロンは、女性主演のアクション作品が作られにくい現状に疑問を感じている。アクション映画で長年活躍するセロンは、ニューヨーク・タイムズのインタビューで、女性主演のアクション映画がなぜ制作されにくいのかについて語った。

「女性主演のアクション映画は、男性主演のものと比べてゴーサインが出ることが少ない。これは広く知られている事実である」と述べ、「男性は何度もチャンスを得られるが、女性はそうはいかない。そこがいつも不満に感じる点だ」と続けた。

さらに、「女性主演の作品がもし期待通りに成功しなかった場合、次のチャンスはなかなか与えられない。一方で同じ男性俳優なら、たとえ何作かヒットしなくても、何度もリスクをとってもらえる」と指摘した。

セロンはこれまで、『イーオン・フラックス』、『アトミック・ブロンド』、『ミニミニ大作戦』、『オールド・ガード』、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』、そして『ワイルド・スピード』シリーズなど、多くのアクション映画で主演を務めてきた。Netflix最新作『オールド・ガード2』ではアンディ役を再び演じている。

また、撮影中の事故で骨折や手術を何度も経験してきたにもかかわらず、なぜアクション映画にこだわり続けるのかについては、次のように説明している。

「私はダンスが好きだが、もうプロのダンサーとして戻ることはできないだろう。アクション映画は、身体を通じて物語を表現する機会を私に与えてくれている」と語った。

※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。

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