【独占情報】ジャスティン・ビーバー、7枚目の新作アルバムを今週金曜リリースへ

ジャスティン・ビーバー、2025年4月15日カリフォルニア州ロサンゼルスにて DUTCH/BAUER-GRIFFIN/GC IMAGES/GETTY IMAGES
ジャスティン・ビーバー、2025年4月15日カリフォルニア州ロサンゼルスにて DUTCH/BAUER-GRIFFIN/GC IMAGES/GETTY IMAGES
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ジャスティン・ビーバー、ついに新アルバムをリリースするようだ。関係者によれば、7月11日(金)に待望の7枚目となる作品がDef Jamから発売されるとのことである。

ビーバー本人の広報担当者は取材に応じておらず、Def Jamも公式コメントを控えている。しかし、信頼筋によれば、これは確定情報であり、ファンにとってはまさに「ついに来たか!」と叫びたくなるニュースである。

米『ハリウッド・リポーター』の報道によれば、ビーバーは今年4月下旬、アルバムの最終仕上げのためにアイスランドへ向かったという。彼にとっては2021年の『Justice』以来となる新作であり、寒空の下で行われたセッションでは、さまざまな音楽仲間と“バイブスを合わせながら”制作を進めていたとのことだ。北欧の大自然の中でインスピレーションを得つつ、音と感情を解き放つ時間だったに違いない。

ジャスティン・ビーバー Dimitrios Kambouris/Getty Images for The Met Museum/Vogue
ジャスティン・ビーバー 写真:Dimitrios Kambouris/Getty Images for The Met Museum/Vogue

グローバル規模のプロモーションが本格始動か

木曜日現在、アイスランドに登場した「SWAG」という言葉とともにビーバーの姿を描いた謎の看板がSNS上で急速にバズり始めている。このビジュアルが意味するものはまだ正式には明かされていないが、関係者の間では「おそらくこれがアルバムタイトルなのでは?」との見方が広がっている。

この同じ看板は、同日ロサンゼルスのサンセット・ブルバードにも設置されたとのことで、世界規模でのプロモーションが始まった可能性が高い。

木曜日、ビーバー本人も自身のSNSに複数の写真や動画を投稿しており、そこにはどうやら新アルバムのトラックリストらしきものが映し出されている。

6月30日の投稿をはじめ、ビーバーの最近のInstagramには、音楽制作ソフトウェアのPro Tools上で最終ミックスと思われる音源が表示された画面や、スタジオの様子を写した画像が並んでいる。それらのビジュアルから判断するに、楽曲はすでに録音を終え、完成間近に達していると見てよさそうである。

ジャスティン・ビーバー 写真:Axelle/Bauer-Griffin/FilmMagic
ジャスティン・ビーバー 写真:Axelle/Bauer-Griffin/FilmMagic

さらに、米『ハリウッド・リポーター』が4月に報じたところによれば、ビーバーはロサンゼルスの自宅で「ジャムセッション」を開催しており、そのセッションにはおなじみのDJ Tay James、音楽ディレクターのHARV、SZAとのコラボで知られるCarter Lang、そしてオーストラリア出身のアーティスト、Eddie Benjaminらが参加していたという。

フィーチャリング陣も超豪華!GunnaやSexyy Redが参加

今回のアルバムには、ラッパーのGunna、Sexyy Red、Cash Cobainといった面々もフィーチャリング参加しており、これらのアーティストについてビーバー本人も近ごろSNSで積極的に言及している。

ビーバーは今回のアルバム制作にあたり、イギリスのシンガー・ソングライターSekouや、カリ・ウチス“I Wish You Roses”やザ・ウィークエンド“Die For You”などで知られるプロデューサーのDylan Wigginsといった実力派クリエイターを起用している。また、SNS経由で見つけた無名の才能たちにも自らDMで声をかけ、楽曲制作に参加させているという。

ジャスティン・ビーバーとヘイリー・ビーバー 写真:Dimitrios Kambouris/Getty Images for The Met Museum/Vogue
ジャスティン・ビーバーとヘイリー・ビーバー 写真:Dimitrios Kambouris/Getty Images for The Met Museum/Vogue

そんな中でリリースされるこのアルバムは、前作から実に4年ぶりとなる“ビーバーの現在地”を刻む作品である。その間、彼の人生には大きな変化があった。私生活では、妻ヘイリー・ビーバーとの間に子どもを授かり、家族としての一歩を踏み出した。

スクーター・ブラウンとの決別、そして音楽業界の激震

音楽業界でもビッグニュースがあった。2023年には、長年タッグを組んできたマネージャーのスクーター・ブラウンと決別、キャリアの新章に突入。そして、今月初めにはそのブラウンがHybe AmericaのCEOを辞任することを発表しており、音楽ビジネス界にも変化の波が押し寄せている。

米『ハリウッド・リポーター』によれば、ビーバーと元マネージャーのスクーター・ブラウンは最近、長らく未解決だった財務的な問題をようやく清算したという。その主な原因は、2022年に中止となったビーバーの「ジャスティス・ワールドツアー」によって発生した巨額の負債である。

2012年、ビーバーと当時のマネージャー、スクーター・ブラウン(右) 写真: Kevin Mazur/AMA2012/WireImage

当初、ビーバーはこのツアーを主催するAEG社との契約に基づき、約4,000万ドル(約59億円)の前金を受け取っていたが、ツアーの全日程を消化できなかったことで、2,000万ドル(約29億円)以上をAEGに返済する必要が生じた。このとき、ブラウンは自身の会社を通じてその借金を肩代わりする形でローンを組み、返済に対応した。

このように金銭的にも深く関わり合っていた2人は、音楽レーベルや映画プロジェクトなど、ビジネス面でも複数の事業を共同で展開していた。

妻ヘイリーも実業界で成功!スキンケアブランドを10億ドルで売却

スクーター・ブラウンは、ビーバーの楽曲著作権カタログをめぐる2億ドル(約295億円)規模の売却契約にも深く関わっていた。これは、当時のHipgnosis Songs(現在のRecognition Music)に対して行われたもので、30歳未満のアーティストとしては史上最大級の“音楽版の退職金”とも称されるほどの巨額取引である。

さらに興味深いのは、ビーバーの妻ヘイリーも実業界で大きな成果を上げている点である。彼女は自身が立ち上げたスキンケアブランド「Rhode Beauty(ロード・ビューティー)」を、e.l.f. Beauty社に10億ドル(約1,470億円)で売却。このブランドには、ブラウンも初期投資家として関与していた。

『デイリー・フロント・ロウ』主催第9回ファッション・アワードビューティー・イノベーター・オブ・ザ・イヤーを受賞したヘイリー・ビーバー 写真:Daily Front Row
『デイリー・フロント・ロウ』主催第9回ファッション・アワードビューティー・イノベーター・オブ・ザ・イヤーを受賞したヘイリー・ビーバー 写真:Daily Front Row

※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。

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