ジュリア・ロバーツ主演『After The Hunt』予告編が公開 心の闇と向き合う心理スリラー

ルカ・グァダニーノ監督の新作『After The Hunt(原題)』で、ジュリア・ロバーツは大学教授アルマ・オルソンを演じる。表に出ることのなかった過去と向き合うことになり、自身の秘密が暴かれる危機に直面する心理スリラーだ。Amazon MGMスタジオによる本作の公式予告編が公開された。
物語は、アルマの教え子であるマギー・プライス(演:アヨ・エデビリ)が、同僚のヘンリク・ギブソン(演:アンドリュー・ガーフィールド)に「一線を越えられた」と相談するところから始まる。
「こういうことって、誰かに話すのが正しいですよね?先生の過去を思えば」と語るマギーに対し、アルマは「私の過去って、どういう意味?」と返す。この会話が、本作の核となるテーマを象徴している。彼女自身の過去が暴かれようとしているのだ。
一方、ギブソンはマギーを盗作で告発。しかし予告編の中盤では、追い詰められた彼がアルマに対し、「君は真実を知ってるのに黙ってる。自分の評判が悪くなるからだろ」と強く非難する場面も描かれる。
予告編の終盤、マギーが「もうあなたとこの話をするのは嫌です」と告げると、アルマは冷静にこう返す。
「すべてが心地よいものである必要なんてないわ。」
本作にはマイケル・スタールバーグやクロエ・セヴィニーも出演。脚本はノラ・ギャレットが担当し、監督は『君の名前で僕を呼んで』『ボーンズ アンド オール』のルカ・グァダニーノ。製作にはブライアン・グレイザー、ジェブ・ブロディらが名を連ねる。
『After The Hunt』は、Amazon MGMスタジオとグァダニーノ監督による前作『チャレンジャーズ』に続くタッグとなる注目作。繊細な心理描写とサスペンスが交錯する、人間の”過去”と”真実”に迫る一作だ。
※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。
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