『エイリアン:アース』の新予告編公開、謎の捕食者が大暴走

『エイリアン:アース』写真:The Hollywood Reporter
『エイリアン:アース』写真:The Hollywood Reporter
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FXによる『エイリアン:アース』の最新トレーラーの終盤では、何者かの目覚めとともに、かすかな悲鳴のような声が聞こえてくる。ドラマ『FARGO/ファーゴ』(2014年~)の製作総指揮者であるノア・ホーリーによる本作は、2120年の地球を舞台に、運命的な発見をした寄せ集めの戦術兵士たちを待ち受ける恐ろしい捕食生物と、構築されたSF的世界観のさらなる手がかりを示している。

『エイリアン』(1979)写真: Twentieth Century-Fox Film Corporation/Photofest
『エイリアン』(1979)写真: Twentieth Century-Fox Film Corporation/Photofest

「奴らを封じ込めなければ……手遅れになる」

キルシュ役のティモシー・オリファントは、予告編の中でこう警告する。これは、深宇宙研究船「USCSSマジノ」が地球に墜落した後、謎に包まれた捕食生命体たちが船を脅かし始める場面でのセリフである。

その中で最大の脅威となるのは、ウェンディ(演:シドニー・チャンドラー)率いる兵士たちに襲いかかるゼノモーフである。ゼノモーフは、血を滴らせ、鋭い歯を持ち、金切り声を上げる恐るべきクリーチャーである。

このシリーズは、リドリー・スコットによる1979年の宇宙ホラー映画の古典『エイリアン』の出来事よりも前、21世紀末近くを舞台としている(スコットは、自身の制作会社スコット・フリー・プロダクションズを通じて、本作のエグゼクティブ・プロデューサーを務めている)。

リドリー・スコット監督 Gareth Cattermole/Getty
リドリー・スコット監督 Gareth Cattermole/Getty

地球は、プロディジー、ウェイランド・ユタニ、リンチ、ダイナミック、スレッショルドという5つの企業によって支配されている。

この惑星では、人間とともに、サイボーグ(生体と人工部品を併せ持つ人間)およびシンセティック(人工知能を備えた人型ロボット)が共存している。状況を一変させるのは、プロディジー社の指導者が「ハイブリッド」、すなわち人間の意識を持つ人型ロボットを創り出したときである。そして、その最初のプロトタイプがウェンディである。

「もし私が人間じゃないなら、私は何なの?」
目覚めるにつれ、チャンドラー演じるウェンディはそう問いかける。

やがて、ウェイランド・ユタニ社の宇宙船がプロディジー・シティに衝突したことにより、ウェンディと他のハイブリッドたちは、かつて誰も想像したことのないような謎の捕食者と対峙することになる。その中でも最も恐るべき存在が、地球最大の脅威となるとされるエイリアン種・ゼノモーフである。

『エイリアン:アース』、ノア・ホーリーによる新作の初公開カット Patrick Brown/FX
『エイリアン:アース』、ノア・ホーリーによる新作の初公開カット Patrick Brown/FX

FX製作の『エイリアン:アース』のキャストには、アレックス・ローサー、サミュエル・ブレンキン、バブー・シーセイ、エイドリアン・エドモンドソン、デヴィッド・リスダール、エッシー・デイヴィス、リリー・ニューマーク、エラナ・ジェームズ、アダーシュ・グーラヴ、ジョナサン・アジャイ、キット・ヤング、ディエム・カミーユ、モエ・バーエル、そしてサンドラ・イー・センシンダイバーが名を連ねている。

『エイリアン:アース』は、ノア・ホーリーによって創作され、彼が製作総指揮も務めている。さらに、リドリー・スコット、デイビッド・ツッカー、ジョセフ・イベルティ、ダナ・ゴンザレス、クレイトン・クルーガーもエグゼクティブ・プロデューサーとして参加している。

本シリーズは、8月13日(水)よりディズニープラスにて配信予定である。

※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。

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