『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』予告編公開 ジェームズ・キャメロンが描く“火の叙事詩”、2025年最大の話題作へ

ウーナ・チャップリン『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』 Courtesy of 20th Century Studios
ウーナ・チャップリン『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』 Courtesy of 20th Century Studios
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映画『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』の予告編が、7月28日に正式公開された。監督はもちろんジェームズ・キャメロン。2009年の『アバター』、2022年の『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』に続くシリーズ第3作で、公開は2025年12月19日を予定している。

本作は、前作で描かれた水の部族との戦いに続き、火山地帯を舞台に火を操る部族「アッシュ・ピープル」との衝突を描く。予告編には、ジェイク・サリー(演:サム・ワーシントン)とネイティリ(演:ゾーイ・サルダナ)の家族が新たな敵と戦う姿や、激しい空中戦、火山内部での肉弾戦が映し出されている。また、かつての宿敵マイルズ・クオリッチ(演:スティーブン・ラング)が戦化粧をまとい、アッシュ・ピープルと同盟を結んだ可能性も示唆されている。

予告編では、囚われたキリ(演:シガニー・ウィーバー)に対し新たな敵ヴァラン(演:ウーナ・チャップリン)が「お前の女神はここでは無力だ」と告げる場面や、ジェイクが「こんな生き方はできない」とネイティリに訴える場面も確認できる。若きスパイダー(演:ジャック・チャンピオン)の安否も気になる展開だ。

ファンや批評家の反応は上々で、「今年一番の映像美」「キャメロンにまた10億ドル」との声も。第1作は世界で29億ドルの興行収入を記録し、第2作は23億ドルで歴代3位。今作への期待も高まっている。

スティーブン・ラング『アバター:ファイヤー&アッシュ』Courtesy of 20th Century Studios
スティーブン・ラング『アバター:ファイヤー&アッシュ』Courtesy of 20th Century Studios

上映時間は未定だが、キャメロン監督は「前作より長くなる」と発言。『ウェイ・オブ・ウォーター』の第1幕にアイデアを詰め込みすぎた反省から、構成を再調整した結果だという。

キャメロンは全5部作を構想しており、第4作は2029年12月、第5作は2031年12月に公開予定。また、アバター完結後には、広島と長崎で原爆を生き延びた日本人男性の実話を描く映画の制作にも意欲を示している。

『ファイア&アッシュ』の出演者は、ゾーイ・サルダナ、シガニー・ウィーバー、ジャック・チャンピオン、ケイト・ウィンスレットら。脚本はキャメロン、リック・ジャッファ、アマンダ・シルヴァーが担当。物語は、ネテヤムの死に苦しむ家族が、過激なアッシュ・ピープルとの対立を通して新たな道徳的ジレンマに直面するという内容だ。

※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。

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