『ゴッドファーザー』監督コッポラ、イタリアで手術 創作活動は継続中

フランシス・フォード・コッポラ監督 写真:Michael Loccisano/Getty Images
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フランシス・フォード・コッポラ監督がローマで入院したようだ。

コッポラは、30年来の主治医であるアンドレア・ナターレ医師のもとで予定されていた手術を受けるために入院した。関係者によれば容態は安定しているという。現在、米『ハリウッド・リポーター』がコッポラの代理人に状況を確認中だ。

コッポラはつい最近、最新作『メガロポリス』(2024)のプロモーションのために訪米していた。その一環として先週金曜日に行われたサンフランシスコのイベントにて、彼は以下のように自身の人生観を語っていた。

「私はもう85歳(注:実際は86歳)になります。昨年の今ごろ、妻(エレノア・コッポラ)を亡くしました。私は常に人生を一生懸命に生きてきたつもりです。だから、人生の終わりが見えてきた今でも“ああ、あの時ああしておけばよかった”思いません。その代わりに“今これをやらなくては”と自分に言い聞かせます」

なお、コッポラが週末のどの時点でイタリアへ飛んだのかは不明だ。ちなみに、コッポラの創作意欲は衰えていない模様だ。彼はイタリアの現地メディアに対し、新作の舞台としてカラブリアを下見していると明かしていた。

その詳細については明らかになっていない。ただ、少なくとも『ゴッドファーザー』(1972〜1990)シリーズのようなマフィア映画にはならないという。コッポラは「カラブリアはマフィアで有名な土地ですが、そこに興味はありません。私の映画ではこの地域の美しいものごとに焦点を当てたいです」と語っていたようだ。

順調な回復を祈りたい。

※本記事は要約・抄訳です。オリジナル記事(英語)はこちら

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