ドラマ版『ハリー・ポッター』ついに撮影開始―豪華新キャストを映画版と比較しながら徹底解説!

ワーナー・ブラザースが『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』(2011年)を公開してから、まだ14年しか経っていないが、J.K.ローリングの大人気小説の新たな映像化作品が現在撮影中である。
HBOは、ハリー・ポッターの物語をテレビシリーズとして制作を開始している。物語は、少年魔法使いハリーのホグワーツでの旅路を描く各巻を1シーズンとして映像化する形式である。
ローリングの第1作『ハリー・ポッターと賢者の石』に登場する主要キャラクターは、映画版で演じた俳優とは異なる新キャストにより演じられる。大人のキャラクターを演じる俳優は、映画版よりもかなり若い場合が多く、原作小説におけるキャラクターの年齢設定により忠実な配役となっている。
以下、これまでに発表されたキャストを映画版とドラマ版の写真と一緒に紹介する。なお、物語の重要な役どころの一部はまだ未発表であり、第1巻の終盤で登場するヴォルデモート卿の配役もその1つである。
ハーマイオニー・グレンジャー
ロン・ウィーズリー
ホグワーツ校長 アルバス・ダンブルドア
正式名称は「アルバス・パーシバル・ウルフリック・ブライアン・ダンブルドア」
ミネルバ・マクゴナガル先生
セブルス・スネイプ先生
森の番人 ルビウス・ハグリッド
モリー・ウィーズリー
ドラコ・マルフォイ
ルシウス・マルフォイ
原作・映画ともに第1作では台詞や言及があるにとどまり、ルシウスが直接登場するのは第2作『秘密の部屋/Chamber of Secrets』であるが、ドラマ版シーズン1のキャストのなかには、ルシウスのように映画シリーズでは後の作品で登場するキャラクターが何人か含まれている。そのほかの例としては、パーバティ・パチルやコーネリウス・ファッジなどがいる。
ネビル・ロングボトム
ダドリー・ダーズリー
ロランダ・フーチ先生
ギャリック・オリバンダー
シェーマス・フィネガン
パーバティ・パチル
ペチュニア・ダーズリー
バーノン・ダーズリー
魔法省大臣 コーネリウス・ファッジ
クィリナス・クィレル先生
管理人 アーガス・フィルチ
リリー・ポッター
ジェームズ・ポッター
ドラマ版の配役はまだ発表されていないが、リリー・ポッターとジェームズ・ポッターは映画版の俳優よりも、原作における21歳という設定年齢に近いキャスティングになることがわかっている。
ヴォルデモート卿
シリーズ最大の悪役であるこのキャラクターについては、まだ誰が演じるのか発表されていない。しかし興味深い疑問は、この役の主演俳優がいつ初登場するのかという点である。映画版では、ヴォルデモート卿が人間の姿を取り戻すのが4作目『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』(2005年)だったため、レイフ・ファインズが登場したのもこの作品からであった。
ただし、1作目のラストにはヴォルデモート卿(演:リチャード・ブレマー)の顔が登場し、2作目では若き日の姿であるトム・リドル(演:クリスチャン・ピーター・コールソン)として登場している。
この作品では、後の映画にしか登場しない役もすでにいくつかキャスティングされているため、シリーズ全体を通してヴォルデモート卿役を演じる俳優が、すでに密かに決まっていても不思議ではない。
※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。
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