『ピースメイカー』がDCヒーロー作品をつなぐカギに?ジェームズ・ガン監督が次の一手を明かす

ドラマ『ピースメイカー』シーズン2のプレミアが、8月13日夜にニューヨークで開催された。ショーランナーであり、DCスタジオの共同代表を務めるジェームズ・ガンは、この作品が今後のDCユニバース(DCU)に果たす役割について言及した。
ジョン・シナ演じる主人公ピースメイカーを描くHBO Max配信ドラマ『ピースメイカー』は、映画『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』に登場したキャラクターを主人公に据えたスピンオフ作品だ。過激さとユーモアをあわせ持つ大人向けのヒーローアクションで、2022年のシーズン1から約3年半ぶりとなるシーズン2が帰ってくる。
ガンはレッドカーペットでこう語った。
「『ピースメイカー』は大きな役割を担っている。まず『スーパーマン』が『ピースメイカー』に直結している。これは子ども向けではなく、大人向けだが、『スーパーマン』からこの作品につながり、このシーズンでDCU全体の“土台”を作る。とても重要なシーズンだ。ゲスト出演も多く、『スーパーマン』で既に登場したキャラクターも出てくる。これまで手がけた中で、これほど愛着を持っているシーズンはない。本当に観てもらうのが楽しみだ」
主演のジョン・シナも、「このシーズンは物語をさらに進めるものだ。単発作品ではなく、DCU全体とつながっている。『スーパーマン』にピースメイカーが登場したように、シーズン2でもその流れが続く。11thストリート・キッズの次の冒険であり、DCUの今後にも大きく関わってくる」と語った。
またガンは、自身が脚本・監督を務めた『スーパーマン』の成功を受け、次に取り組む「スーパーマンサガ」第2章についても言及。
「次の物語のトリートメントはすでに完成している。非常に練り上げた内容だ。近いうちに撮影に入れることを願っている」と明かした。
『ピースメイカー』にはほかに、ダニエル・ブルックス、ジェニファー・ホランド、フレディ・ストローマ、スティーブ・エイジー、フランク・グリロらが出演。
ドラマ『ピースメイカー シーズン2』は米国でHBO Maxで8月21日より配信開始、日本では、8月22日(金)よりU-NEXTにて独占配信スタート。
※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。
【関連記事】
- 『ワンダーウーマン』新作キャストは未定、ジェームズ・ガンが真相語る「優先事項ではあるが、急ピッチではない」
- 「スーパーマンは移民の物語」ジェームズ・ガン監督の発言に批判、世界最強のヒーローが体現するアメリカの真実とは【寄稿】
- 絶体絶命!サバイバル映画おすすめ15選|不朽の名作『ジュラシック・パーク』、衝撃の実話を基にした傑作『雪山の絆』ほか
- DC映画・ドラマおすすめ10選|新作『スーパーマン』公開で振り返る必見作
- 限定グッズ付きDVD・Blu-ray特集|『サンダーボルツ*』『キャプテン・アメリカ』『トリリオンゲーム』ほか、絶対手に入れたい限定版