ブルース・ウィリスの妻、夫の闘病生活について語る「彼の微笑みを見ると心がいっぱいになる」

2023年に俳優を引退して以降、認知症との闘病生活を続けるブルース・ウィリス。今回、ウィリスの妻であるエマ・ヘミングが米ABCの「グッドモーニング・アメリカ」で夫の闘病生活について語るようだ。インタビューは火曜日(現地時間)に公開される。
ウィリスは2023年、前頭側頭型認知症を患っていることが判明してから俳優を引退した。前頭側頭型認知症(FTD)とは、前頭葉と側頭葉に異変を生じさせる脳の病気の総称だ。症状としては人格の変化、無気力、反社会的行動のほか、ウィリスのように失語症に悩まされるケースもある。
公開されたインタビューの予告編でエマ・ヘミングは次のように語る。
「ブルースはまだ動き回ることができています。全体的にいってブルースはとても健康的ですよ。ただ、彼の脳が彼を苦しめているのです。もうほとんど言葉を話すことができませんが、私たち家族は慣れました。彼とコミュニケーションをとることもできます。そのやり方は少し特殊ですがね」
エマ・ヘミングはブルースと一家の闘病生活について過去に本を執筆している。そこで彼女は自身や娘たち(夫妻には11歳と13歳の娘がいる)が、ブルースの認知症とどう向き合ってきたかを詳細に綴っていた。また、彼女は認知症などの家族を介護する人々の支援活動なども行なってきた。
エマ・ヘミングはかつて世界で最も美しい100人の女性に選ばれたこともあるスーパーモデルだ。2人は2009年に結婚して以降、2人の娘をもうけるなど公私ともに充実した生活を送ってきた。
インタビューにて彼女は、まだブルースが彼らしさを失ってはいないと語った。
「一瞬ですが分かるんです。彼の笑い声です、わかります?すごく元気な笑い声なんです。それに、時々彼の目にきらめきが見えたり、あの微笑みを見たりすると、もう、心がいっぱいになります。ですがそれは辛い瞬間でもあります。一瞬で終わってしまいますからね。だけど私は感謝でいっぱいです。夫が私のもとにいてくれるんですから」
完全版のインタビューで彼女は何を語るのだろうか。
※本記事は要約・抄訳です。オリジナル記事(英語)はこちら
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