リドリー・スコット『ターミネーター3』監督依頼を拒否 約30億円提示も「自分の作る映画ではない」

映画監督リドリー・スコットが、『ターミネーター3』の監督依頼を断っていたことを明らかにした。提示された報酬額は2,000万ドル(約30億円)に達していたという。
スコットは英紙『ガーディアン』の取材に対し、「誇りに思っている。2,000万ドルのギャラを断った。私は金で買われない」と語った。さらに交渉の過程では、アーノルド・シュワルツェネッガーと同額の出演料を要求してみたところ、先方が承諾したため「本当に驚いた」と振り返っている。それでも最終的には「自分のやるべき作品ではない」と辞退を決めた。
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2003年に公開された『ターミネーター3』はジョナサン・モストウが監督を務め、ジョン・コナー(演:ニック・スタール)が女性型ターミネーターと対峙する物語である。全世界で4億3,300万ドル以上を稼ぎ出したが、スコットは「やはり自分には合わなかった」として参加を見送った。
理由についてスコットは「『ターミネーター』は純粋なコミック的な世界観だ。自分が監督すればリアルに描こうとして台無しにしてしまうだろう」と述べている。さらに「『007』も同じだ。あのシリーズの本質は楽しさと遊び心にある。だから自分が手を出せば壊してしまう」と語った。
スコットはSF分野で『エイリアン』(1979)、『ブレードランナー』(1982)といった傑作を生み出しつつ、『グラディエーター』(2000)、『テルマ&ルイーズ』(1991)、『ハウス・オブ・グッチ』(2021)、『ナポレオン』(2023)など幅広いジャンルを手がけてきた。今回のエピソードは、彼がいかに作品選びに妥協せず、自身の作家性を貫いてきたかを物語っている。
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※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。
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