スヌープ・ドッグ、映画『バズ・ライトイヤー』のLGBTQ描写に困惑発言 代理人「SNSコメントは偽物」

スヌープ・ドッグ Amy Sussman/Getty Images
スヌープ・ドッグ Amy Sussman/Getty Images
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ラッパーのスヌープ・ドッグが、ディズニーピクサー映画『バズ・ライトイヤー』(2022)に登場する同性カップルの描写について語った発言をめぐり、物議を醸している。

先週出演したポッドキャスト番組「It’s Giving」で、孫たちと映画を観に行った際に、女性同士のキスや子育ての描写が出てきて質問攻めに遭い、「答えられなかった」と率直に語った。スヌープは「ただ映画を楽しみに行ったのに、不意に難しい説明を求められた。子どもたちはすぐに疑問を持つし、自分には答えがない」と困惑を表明。「怖くて映画館に行けなくなる」とまで漏らし、「不意を突かれて混乱した」と述べた。こうした発言は一部で批判を呼び、SNS上では「時代遅れ」や「理解不足」といった声が上がった。

その後、インスタグラムに「孫に聞かれて答えられなかっただけだ」「ゲイの友人は理解してくれている」「完璧ではないから学ばせてほしい」とするコメントが本人名義で投稿されたが、スヌープ側の代理人はこれを否定し「偽物の書き込みだ」と説明。本人はそのような釈明をしていないとした。誰がコメントを投稿したかは不明である。

一方で、『バズ・ライトイヤー』の脚本に関わった作家ローレン・ガンダーソンはSNSで「わずか数秒でも幸せなクィアカップルが描かれることには大きな意味がある」と強調し、「愛の形は現実に存在する」と擁護。架空なのはむしろ「ゾーグや殺人エイリアン、喋る猫の方だ」とユーモアを交えて反論した。こうしてスヌープの率直な戸惑いの発言は、LGBTQ表現の受け止め方をめぐる議論を新たに呼び起こす形となった。

※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。

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