シドニー・スウィーニー主演、魂を揺さぶる実話ボクシング映画『クリスティ』全米公開へ

『クリスティ(原題)』(2025年)より 写真:TIFF
『クリスティ(原題)』(2025年)より 写真:TIFF
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シドニー・スウィーニー主演のボクシング映画『クリスティ(原題)』が、ブラック・ベアの配給により全米で劇場公開されることになった。同社を率いるテディ・シュワルツマンは本作の製作も手がけており、最近CAA出身のベンジャミン・クレイマーを責任者に迎えて新たに米国配給部門を立ち上げている。

映画『クリスティ(原題)』は、賞レースを狙いやすい11月7日に全米公開され、この新しい配給部門の記念すべき第1作となる。

監督はデヴィッド・ミショッド。ワールドプレミアはトロント国際映画祭で予定されている。

主演のシドニー・スウィーニーは、女子ボクシングの先駆者であり波乱に満ちた人生を送った実在の人物、クリスティ・マーチン役を演じる。共演にはベン・フォスター、メリット・ウィーヴァー、ケイティ・オブライアンが名を連ね、脚本はミラー・フォークスとミショッドが手がけた。

(左から)シドニー・スウィーニー、クリスティ・マーチン 写真:Ed Mulholland/Getty Images
(左から)シドニー・スウィーニー、クリスティ・マーチン 写真:Ed Mulholland/Getty Images

映画『クリスティ(原題)』は、ブラック・ベアをはじめ、アノニマス・コンテント、Votiv、フィフティ・フィフティ・フィルムズ、ヨキが共同で製作した作品である。

ブラック・ベアは今夏、新たに米国配給部門を立ち上げ、年間最大12本の映画公開を目指している。本作はその船出を飾る作品であり、責任者ベンジャミン・クレイマーは次のようにコメントしている。

「『クリスティ(原題)』は繊細でありながらも妥協のない物語であり、予期せぬ運命に直面したときの粘り強さ、ユーモア、人間性を称える作品である。全米の観客と共有できる日を心待ちにしている」

米国配給権の交渉はUTAインディペンデント・フィルム・グループとACインディペンデントが共同で担当し、ブラック・ベアが国際配給を手がける。

本作は、映画界の注目企業が力を結集して実現させた、話題必至の一作である。

※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。

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