ロゼが「APT.」でVMA受賞-「自分を信じて」と涙の感動スピーチ

28歳のK-POPスター、BLACKPINKのメンバーであるロゼが、ヒット曲“APT.”(ブルーノ・マーズとの共演)で見事「ソング・オブ・ザ・イヤー」を受賞した。同曲はビルボード・ホット100に45週連続でチャートインし、世界的なロングヒットとなっている。
バターイエローのドレスに身を包んだロゼは、歓喜に満ちた表情でステージへ歩みを進めた。受賞の喜びを噛みしめつつ、ロゼは共演相手のマーズへの感謝を述べ、「ステージを降りたらすぐに電話する」と誓うのだった。
スピーチでは、韓国の所属事務所ザ・ブラック・レーベルや、米国のレーベルであるアトランティック・レコードのチームへの感謝を述べた。
しかし、ロゼがもっとも強調したのは“自分自身”への言葉だった。グローバルスターへの道を歩む中で、「16歳の自分を裏切ってしまうのではないか」という不安を抱いてきたと明かし、それを乗り越えての受賞であることを力強く語った。
ロゼ、スピーチで16歳の自分へ──仲間と自分自身に捧げる感謝の言葉
「12年の時を経て、この賞を夢見ていた16歳の自分に捧げたい。そして、今日の私を見守り、私に夢を託し、この変化を共に作り上げてくれたすべての人に感謝する。ここに私を立たせているのは一人ひとりのおかげだ。MTVがこのVMAで私に賞を与えてくれたいま、世界に“偽物の私”など存在しないと信じられる」とロゼは会場に向けて、力強く語った。
さらにロゼは、BLACKPINKのメンバーであるジス、ジェニー、リサ、そして長年のプロデューサーでありソロレーベル「ザ・ブラック・レーベル」の共同設立者であるテディ・パクの名を挙げた。これらの名前を口にするとき、ロゼは韓国語に切り替え、深い敬意と愛情を込めて呼びかけたのである。
そして、スピーチの締めくくりにはやや異例ともいえる存在に言及した。それはロゼのセラピストであった。「毎日、セラピストが私に言うように、困難な時も諦めなかった自分自身に感謝したい」と語ると、会場からは大きな歓声が湧き起こった。「いつだって、自分には自分がついていることを忘れないで」──その言葉は、ロゼ自身だけでなく、観客一人ひとりに響くメッセージであった。
※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。
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