アナ・ウィンター、『プラダを着た悪魔』に初めて言及-「ユーモア満載でとてもいい作品だった」

Anna Wintour and Meryl Streep in 'The Devil Wears Prada.'
(左から)アナ・ウィンターとメリル・ストリープ 写真:Michael Loccisano/Getty Images; Everett Collection
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アナ・ウィンター、自身がモデルと噂される映画に関して沈黙をやぶる

『プラダを着た悪魔』(2006)に登場する編集長ミランダ(演:メリル・ストリープ)に実在のモデルがいるという噂は有名だろう。その人物とは、長年『ヴォーグ』誌の編集長を務めてきたアナ・ウィンターだ。彼女はこれまで、同作に関する話題を避けてきたが、今回やっと沈黙を破った。

アナ・ウィンター、映画公開当時を振り返る

ウィンターは『ザ・ニューヨーカー』誌の取材に対して、『プラダを着た悪魔』が公開された当時を振り返った。

「私は映画のプレミアに行ったんです。プラダを着てね。なんの映画かその時は全く知りませんでした。でも、あの映画が公開されると決まってから、同業者にもずいぶんと心配されましたよ。というのも私は映画でちょっと手厳しい描かれ方をするようでしたから」

しかし、同作を見たウィンターの感想は意外なものだった。

「なんといってもメリル・ストリープですから、最高でしたよ。それに、実際の映画はとても面白くて、つい笑ってしまいました。ミウッチャ(ミウッチャ・プラダ氏)ともよく話すんですが、『本当にいい宣伝になった』という感じです」

さらに彼女は続ける。

「あの作品はユーモア満載でしたし、面白い趣向が凝らされていましたね。それに、メリル・ストリープやエミリー・ブラントもみんな素晴らしい演技でした。だから、最終的にとてもいい作品だと思いましたよ」

小説が原作、ミランダのモデルはアナ・ウィンター

『プラダを着た悪魔』は、ローレン・ワイスバーガーによる同名の小説を原作としている。同作は、ワイスバーガーが『ヴォーグ』勤務時の経験に基づくとされ、ミランダ・プリーストリーのモデルこそ同誌のカリスマ編集長であるアナ・ウィンターだと噂されてきた。

続編制作も進行中

『プラダを着た悪魔』は4000万ドルの制作費に対し、総額で3億2600万ドルもの興行収入を記録するヒット作となった。そして、まさに現在、アン・ハサウェイ、ストリープ、ブラントら当時のキャストを再結集させた続編が製作中である。

※本記事は要約・抄訳です。オリジナル記事(英語)はこちら

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