【10月公開映画】レオナルド・ディカプリオ『ワン・バトル・アフター・アナザー』にスピルバーグが絶賛コメント

10月3日に公開を控えるレオナルド・ディカプリオ最新主演映画、『ワン・バトル・アフター・アナザー』。そのクオリティには巨匠スティーヴン・スピルバーグも太鼓判を押した。
今週ロサンゼルスにて『ワン・バトル・アフター・アナザー』のプレミアが開催された。同イベントにはスティーヴン・スピルバーグもゲストとして出席したが、なんと彼はすでに同作を3回も視聴したことを明かした。スピルバーグは次のように語った。
「とんでもない作品です。なんてこったと思いましたよ。この映画の冒頭1時間だけで私たちが作る他の映画を合わせても足りないくらいの内容が詰まっていますね。何もかもが素晴らしい。絶妙なバランスで混沌とした要素と重要な要素が共存しているのです。きっと映画の撮影に入る前よりもその重要さは増しているのではないでしょうか」
さらに、スピルバーグはスタンリー・キューブリックの名作を引き合いに出しながら語りを続けた。
「作品のトーンはスタンリー・キューブリックの『博士の異常な愛情』(1964)に最も近いです。何というか不条理喜劇ですね。劇中で描かれているのはまさに今、この国で毎日起こっている出来事の鏡写しですから。でも、この作品はそれをうまく笑いに変えているんです。もしそうでなければ『リアル過ぎる』と感じて思わず叫びたくなってしまうはずです。皆さんもこの映画をみればハッピーになれることでしょう」
また、スピルバーグは、『ワン・バトル・アフター・アナザー』の監督ポール・トーマス・アンダーゾンと、主演ディカプリオの話題でも盛り上がった。ちなみにスピルバーグも、かつて『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』(2002)でディカプリオとタッグを組んだことがある。
なんでも、アンダーソンとスピルバーグによればディカプリオは現場でアイデアを提案するとき「大したアイデアではないから気に入らないかもしれないけれど…」と切り出すのだそう。「それでとても素晴らしいアイデアをくれるんです」と語るアンダーソンに、スピルバーグも「いつもやってましたね」と頷いた。
<作品情報>
◆タイトル:映画『ワン・バトル・アフター・アナザー』
◆公開日:10月3日(金)全国公開
◆配給:ワーナー・ブラザース映画
◆コピーライト:© 2025 WARNER BROS. ENT. ALL RIGHTS RESERVED.
◆公式サイト:obaa-movie.jp #映画ワンバトル
※本記事は要約・抄訳です。オリジナル記事(英語)はこちら。
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