ケイト・ブランシェットが語る“秘密の夫婦”──ソダーバーグ監督『ブラックバッグ』9月26日公開

『オーシャンズ』シリーズや『トラフィック』で知られ、アカデミー賞®監督賞に輝いたスティーヴン・ソダーバーグの最新作『ブラックバッグ』が、2025年9月26日(金)より全国公開される。
脚本を手掛けたのは、『ミッション:インポッシブル』(1996)、『ジュラシック・ワールド 復活の大地』(公開中)など数々の大ヒット作を生み出してきたデヴィッド・コープ。主演には、『SHAME-シェイム-』(2011)、『それでも夜は明ける』(2013)でアカデミー賞®にノミネートされたマイケル・ファスベンダー、そして二度のオスカー受賞歴を誇るケイト・ブランシェットが名を連ねる。エリート諜報員と疑惑の妻による、嘘と策略の応酬が描かれる一級のミステリーサスペンスだ。
ケイト・ブランシェット「夫婦の秘密が信頼を深める」
このたび、ブランシェットのインタビュー映像が解禁された。彼女はまず脚本を絶賛し、「デヴィッド・コープの脚本は見事。観客を物語に引き込み、思いがけない展開で裏切ってくれる。しかも想像以上に満足できる結末を用意している」とコメント。さらに「キャラクターもユニーク。あんな形で成り立つ夫婦は見たことがない」と語り、作品の魅力を強調した。
自身が演じるキャスリンについては、「冷静沈着で容赦がない。でも結婚生活は神聖で大切」と説明。容疑者でありながら観客を惹きつける二面性が、本作の重要な要素だと明かした。
夫婦関係については、「互いが安らぎの場であり、深い信頼で結ばれている。すべてを話す必要はない。だからこそ絆が強まる」と語り、スパイ夫婦ならではの特異な信頼関係を示唆。また、夫ジョージ役のファスベンダーとの共演について「長回しの撮影はダンスのようで、カメラと共に踊るように演じられた」と振り返り、撮影現場での緊張感と親密さをのぞかせた。
物語の鍵“ブラックバッグ”とは
タイトルにもなっている“ブラックバッグ”についてブランシェットは、「昔ながらのお医者さんの鞄のようなもの。閉ざされたら最後、秘密は漏れない。たとえ夫でも中身を知ることは許されない」と語り、スパイという存在を象徴するアイテムであることを示した。
極上の頭脳戦サスペンス
エリート諜報員の夫ジョージと、疑惑の妻キャスリン。複雑に仕組まれた嘘と策略の先に待つ真実とは何か。スリリングな駆け引きにエレガンスが漂うサスペンス『ブラックバッグ』は、9月26日(金)全国ロードショー。
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