大ヒット小説『フォース・ウィング』のドラマ化プロジェクト、新ショーランナー就任

メレディス・アヴェリル 写真:Frazer Harrison/Getty Images
メレディス・アヴェリル 写真:Frazer Harrison/Getty Images
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人気ファンタジー小説『フォース・ウィング』のドラマ化企画に、新たなショーランナーが就任した。

Netflixシリーズの『ロック&キー』(2020~2022年)や『ウェンズデー』(2022年~)を手がけたメレディス・アヴェリルが、Prime Videoで制作される同作を率いることとなった。原作はレベッカ・ヤロスのベストセラー・ファンタジー小説シリーズ『エンピリアン』である。アヴェリルは、2025年7月にプロジェクトを離れたモイラ・ウォリー=ベケットの後任である。

ファンタジー小説『フォース・ウィング』のドラマ化プロジェクトから離れたモイラ・ウォリー=ベケット 写真:George Pimentel/Getty Images
ファンタジー小説『フォース・ウィング』のドラマ化プロジェクトから離れたモイラ・ウォリー=ベケット 写真:George Pimentel/Getty Images

『フォース・ウィング』はヤロスの『エンピリアン』シリーズの第1作のタイトルに由来している。現在もPrime Videoで開発段階にあり、正式なシリーズ化はまだ決定していない状況だ。

物語の中心となるヒロイン・ヴァイオレット

本作がシリーズ化された場合、物語の中心となるのはヴァイオレット・ソレンゲイルである。静かな人生を望んでいた彼女の計画は、軍の将軍である母親の命令によって一変する。母は彼女に対し、苛烈を極めるバスギアス軍事大学へ入学し、数百人の候補生の一人として騎手(ドラゴンライダー)の座を競うよう命じるのである。

小説シリーズの快進撃

ヤロスは、2023年5月に第1作『フォース・ウィング』を刊行して以来、全5巻が予定されているシリーズのうち3作を発表している。続く『アイアン・フレイム』、『オニキス・ストーム』はいずれもベストセラーとなった。

『フォース・ウィング』の映像化企画は、Amazon MGMスタジオマイケル・B・ジョーダン率いるアウトライアー・ソサエティが手がけるもので、2023年10月に発表され、開発が進められている。

メレディス・アヴェリルのキャリア

アヴェリルはNetflixシリーズの『ロック&キー』を共同で企画し、『ウェンズデー』シーズン2の製作総指揮も務めた人物である。そのほか『ザ・ホーンティング・オブ・ヒルハウス』(2018年)、『ジェーン・ザ・ヴァージン』(2014~2019年)、『グッド・ワイフ』(2009~2016年)など、多彩なクレジットを誇る実力派である。

※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。

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