ジュリア・ロバーツが語るクロエ・セヴィニーへの本音「怖かった!」|新作スリラー『After the Hunt』の舞台裏を明かす

ジュリア・ロバーツがトーク番組『ザ・レイト・ショー・ウィズ・スティーヴン・コルベア』に出演し、ルカ・グァダニーノ監督の新作映画『After the Hunt(原題)』について語った。
ロバーツは同作でアンドリュー・ガーフィールド、アイオウ・エディバリー、マイケル・スタールバーグらと共演しているが、特にクロエ・セヴィニーの存在が「怖かった」と告白した。ロバーツはセヴィニーと初めて会った時のことを振り返った。
セヴィニーは『アメリカン・ホラー・ストーリー』シリーズや映画『ボーイズ・ドント・クライ』などへの出演で知られている。
「ルカはクロエと何度も仕事をしていますが、私もアイオウも彼女に会ったことはありませんでした。光栄なことに私の家でリハーサルをしていたのですが、ある日、プロデューサーがリビングから入ってきて『クロエがもうすぐ到着するはずだ』と言ったんです。その時アイオウと目が合って、『怖い!』と言い合いました」
「セヴィニーに会うのがなぜ怖いのか?」とグァダニーノが訊ねると、ロバーツは「だってクロエだから」とだけ答えたという。
次の瞬間、セヴィニーが玄関をノックすると、部屋にいた皆が顔を見合わせた。グァダニーノが「ここはあなたの家だろう?ドアを開けなければ」とロバーツを促すと、ロバーツは赤面し、自己紹介する前に「もっと魅力的に振る舞わなければ」と思ったという。
ロバーツが意を決してドアを開け、興奮気味に挨拶すると、セヴィニーは普通のトーンでロバーツに挨拶した。「思わず涙が出そうになりました」とロバーツは語った。
ロバーツはセヴィニーを称賛し、「唯一無二で風変わりな存在」と表現した。ロバーツによれば、その場でセヴィニーに圧倒されたのは彼女とエディバリーだけではなかった。ロバーツの娘は、セヴィニーに威圧されて「ガレージに行くわ。またね、ママ」と言って部屋を出て行ってしまったという。
『After the Hunt』は、優秀な学生による同僚の告発をきっかけに、ロバーツ演じる大学教授が追い詰められていく心理スリラー。2025年10月10日の限定公開の後、10月17日に全米で劇場公開される。
※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。
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