テイラー新作アルバム『The Life of a Showgirl』をリリース!サブリナ・カーペンターがゲスト参加

ポップ界のスーパースター、テイラー・スウィフトが12枚目のアルバム『ザ・ライフ・オブ・ア・ショーガール(The Life of a Showgirl)』を現地時間10月3日(金)にリリースした。8月にトラヴィス&ジェイソン・ケルシーのポッドキャスト『New Heights』で本作を初めて明かして以来、ほぼ2か月にわたり待望されていた作品である。
同作には、同じくポップスターのサブリナ・カーペンターが唯一のゲストとして参加。昨年の『The Tortured Poets Department』以来の新作となる。リード曲“The Fate of Ophelia”(アルバム1曲目)のミュージックビデオはアメリカ東部時間10月5日(日)午後7時に公開予定。監督・脚本はスウィフト自身が務めた。

『ザ・ライフ・オブ・ア・ショーガール(The Life of a Showgirl)』は、スウィフトの人生の大きな転機を経て発表された。5月には、デビューから6作目までのアルバムのマスター権を取得し、音楽業界でもっとも有名な係争の一つに終止符を打った。音楽エグゼクティブのスクーター・ブラウンは2019年、スウィフトの旧所属レーベルであるビッグ・マシン・レコードごと、彼女の原盤カタログを取得し、その翌年にはシャムロック・キャピタルに売却した。スウィフトは非公表額で、自身のアルバムのマスター権を買い戻した。
さらに8月末、新作の存在を明かして数週間後、スウィフトとトラヴィス・ケルシーは交際開始から2年を経て婚約したことを発表した。
スウィフトは記録的な「The Eras Tour」の欧州公演の合間に本作を制作。これまでスウィフトの大ヒット曲“Shake It Off”、“Blank Space”、“22”などを手がけた名プロデューサーのマックス・マーティンとシェルバックの両名と再タッグを組んだ。世界有数のヒットメーカーである2人との再会は、より商業的なポップサウンドへの回帰を示唆している。なお、近年の“盟友”ジャック・アントノフは本作には参加していない。
スウィフトは『New Heights』でのインタビューで、「私たち3人だけでアルバムを作るのは初めて。ほかのコラボレーターはいない」と語り、「ボトルに稲妻を閉じ込めたみたいな、集中した作品になった。『The Eras Tour』と同じ理由で、同じくらい誇れるアルバムにしたかった」と語った。
ケルシーはポッドキャストで、本作は「これまでよりテンポが速く、楽しくてワクワクするポップ」とコメントしている。
加えて、今週末には特別なアルバム・リリース・パーティーが開催され、劇場で“The Fate of Ophelia”のミュージックビデオの世界初公開やメイキング映像が上映される見込みだ。イベントは週末限定で行われる。
『The Tortured Poets Department』は2024年にもっとも売れたアルバムで、初週に200万枚を売り上げた。すでに大きな話題性と複数のコレクター向けフィジカル盤が用意されていることから、『ザ・ライフ・オブ・ア・ショーガール(The Life of a Showgirl)』も同規模の数字が期待される。米小売大手ターゲットの多くの店舗は、午前0時に開店しアルバムを販売する予定だ。初週の数字がどこまで伸びるのか、注目である。
※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。
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