【訃報】79歳で死去したダイアン・キートンに各界から追悼コメント――『アニー・ホール』でオスカー受賞

『アニー・ホール』(1977年)、『ゴッドファーザー』シリーズ、『花嫁のパパ』(1991年)、『恋愛適齢期』(2003年)、『ファースト・ワイフ・クラブ』(1996年)などへの出演で知られる俳優ダイアン・キートンが、現地時間10月11日(土)、カリフォルニア州にて79歳で亡くなった。死因はまだ明らかになっていない。
訃報を受けて、元共演者や映画業界関係者らがSNSで続々と追悼の言葉を発表している。
ロバート・デ・ニーロは米『ハリウッド・リポーター』に次のようなコメントを寄せた。「ダイアンの訃報を聞き、大変悲しいです。彼女をとても愛していたので、彼女がこの世を去ったという知らせに本当に驚きました。まさか彼女がこの世を去るとは思ってもいませんでした。私たちは彼女の死を悼みます。安らかに眠ってください」
『ファースト・ワイフ・クラブ』でキートンと共演したベット・ミドラーは、インスタグラムに次のように投稿した。「聡明で美しく、並外れた才能を持つダイアン・キートンが亡くなりました。この悲しみは言葉では言い表せません。彼女は本当に面白く、まさに独創的で、スターが持つような悪意や競争心は一切ありませんでした」
さらに同作でキートンと共演したゴールディ・ホーンの娘であるケイト・ハドソンは、「ダイアン、あなたをとても愛しています」というキャプションとともに同作の映像を投稿した。
『花嫁のパパ』に出演したスティーヴ・マーティンは、同じく共演者のマーティン・ショートが2021年にキートンに行ったインタビューの動画をシェアし、「これがダイアンと私たちのすばらしい関係を物語っている」というキャプションを添えた。ショートがキートンに「僕とスティーヴ、どっちがイケてる?」と尋ねると、キートンは「あなたたち2人ともバカよ」と答えている。
『また、あなたとブッククラブで』(2018年)でキートンと共演したキャンディス・バーゲンは、米『ハリウッド・リポーター』に対してこのようにコメントした。「これは個人的にも、そして私たち全員にとっても大きな損失です。ダイアンは真のアーティストでした。並外れた才能を多くの分野で発揮しながらも、謙虚ですばらしく風変わりな人でした。彼女がいなくなると、本当に寂しくなります」
『マイ・ルーム』(1996年)でキートンの甥役を演じたレオナルド・ディカプリオは、インスタグラムのストーリーズにキートンと撮影した写真を添え、追悼の言葉を投稿した。「ダイアン・キートンは唯一無二の存在でした。才能豊かで、面白く、そして自分らしい人だったのです。伝説であり、アイコンであり、そして本当に優しい人でした。18歳の時に彼女と共演できたことは光栄です」
※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。
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