ジェニファー・アニストンが妊活の苦悩を明かす──「もう隠すことなんて何もないの」

ジェニファー・アニストン 写真:JAMIE MCCARTHY/GETTY IMAGES
ジェニファー・アニストン 写真:JAMIE MCCARTHY/GETTY IMAGES
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Apple TV+シリーズ『ザ・モーニング・ショー』(2019年~)主演の俳優ジェニファー・アニストン(56)は、これまでにも子どもを持つための努力について公に語ってきたが、今回、Wondery+のポッドキャスト番組『アームチェア・エキスパート(Armchair Expert)』の先行配信回で、子どもを持たない人生に満足しているいまの心境を明かした。

「とても穏やかよ。ただ、ある時点で気づいたの。もう自分の力ではどうにもならないって。文字通り、何もできないのよ。『養子を迎えればいいじゃない』っていう人もいるけど、私は養子を迎えたくないの。私は、自分のDNAを受け継ぐ子どもがほしかったの。利己的でも何でもいい、それが私の望みだったの」とアニストンは語る。

とはいえ、アニストンはこれまで出会った人の中で「この人とならきっといい子どもができたかもしれない」と感じたこともあるという。ただ、その思いも「3秒で消えていった」と笑う。

2022年、アニストンは雑誌『アリュール(Allure)』のインタビューで、30代から40代にかけて妊活に挑んでいたことを明かしている。
「妊娠しようとがんばっていたの。本当にたいへんな道だった。何年も何年も、世間の憶測にさらされて……本当につらかった」と語っている。

ジェニファー・アニストン 写真:Jamie McCarthy/Getty Images
ジェニファー・アニストン 写真:Jamie McCarthy/Getty Images

当時はさまざまな方法を試したという。
「体外受精もしたし、中国茶も飲んだし、できることはすべてやった。もしだれかが『卵子を凍結しておきなさい。自分のためになるわよ』っていってくれていたら、何だってしたと思う。だけど、そんなこと、当時は考えもしなかった」と振り返る。
「だからいまの私はこうしてここにいるの。その船はもう出てしまったのよ」と静かに語った。

また、アニストンはタブロイド紙による「結婚生活と出産のタイムライン」報道が、いかに事実と異なっていたかについても言及した。

「私はただ仕事に集中していただけ。成功していて子どもがいない女性なんて、世間は許さないのよね。そして『結婚が破綻したのは子どもを望まなかったから』なんて、全部うそだった。もう隠すことなんて何もないの」とアニストンは断言する。

『アームチェア・エキスパート(Armchair Expert)』の該当エピソードの正式配信は10月20日にスタートする。

※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。

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