エリザベス・オルセン、MCU復帰に前向きな姿勢明かす「もう一度スカーレット・ウィッチを演じられるなら、喜んで」
俳優のエリザベス・オルセンは今週発売された「InStyle」誌のインタビューにて、映画における劇場公開とストリーミング配信の差や、代表作であるMCU作品への復帰について語った。
オルセンは、劇場公開が決定していない映画には出演しない意向を明らかにした。「ストリーミング配信が全てになるような作品は作りたくないんです。観客が他の人と出会い、同じ空間を共有するコミュニティとして、劇場は重要だと思います。しかし、オーディションさえ対面で行われないことが増えています」とオルセンは語る。
スポーツ好きなオルセンは、「みんなが集まって何かに夢中になるのは、本当に力強いことだと思います。だからスポーツも好きなんです」とその理由を明かした。
スカーレット・ウィッチ役への想いと撮影裏話を語る
オルセンは2011年の独立系映画『マーサ、あるいはマーシー・メイ』の主役で俳優デビューした。その後、Disney+の『ワンダヴィジョン』(2021年)や映画『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』(2022年)などのMCU作品でスカーレット・ウィッチ役を演じた。

ストリーミング配信向けのドラマとしては『ワンダヴィジョン』のほか、Facebook Watchの『Sorry for Your Loss(原題)』(2018~2019年)やHBO Maxの『ラブ&デス』(2023年)などに出演している。
オルセンは、スカーレット・ウィッチ役の復帰について前向きな姿勢を示した。「映画作りは楽しいです。ばかばかしくて、みんな大人なのにまるで遊んでいる子どものようになります。スカーレット・ウィッチは空を飛んだり、手から何かを撃ったりします。初めてこの役を演じてから10年以上が経ちますが、何度でも演じられるキャラクターです。もう一度演じられる機会があれば、喜んで飛び込みます」
オルセンにとって、MCU作品への出演は貴重な経験だったという。「普通はなかなかありませんが、MCU作品ではコミュニティと仕事が一体化しています。緻密なカメラワーク、スタント、特殊効果、そしてリアルタイムで反映される視覚効果など、膨大な作業を調整するため現場には何百人ものスタッフがいます。全員が一つの目標に向かって動いているんです。その一員として、私は良い演技をすることを心掛けています」
オルセンの最新出演作はA24の『Eternity(原題)』で、全米で11月に劇場公開予定。死後の世界を舞台に、誰と魂を共にするか1週間で決めるというストーリーのラブコメ映画だ。共演者にはマイルズ・テラーとカラム・ターナーが並ぶ。
※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。
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