『スター・ウォーズ』ボバ・フェットのブラスターがオークションへ─ 推定落札額は最大1億円超え
『スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲』(1980)で使用されたボバ・フェットのEE-3カービン・ブラスターが、12月開催のオークションに出品されることがわかった。推定落札額は最大92万4,000ドル(約1億4,000万円)と見込まれている。
ボバ・フェットの実物ブラスターがオークションへ
このEE-3カービン・ブラスターは、1980年公開『スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲』でジェレミー・ブロックが演じたボバ・フェットが実際に使用したもの。さらに、スクリーン映像やスチル写真、シリアルナンバーのすべてで、本物との一致が確認されている。事前見積もり価格は46万2,000〜92万4,000ドル(約7,000万〜1億4,000万円)。まさに、映画史に残る稀少アイテムのひとつであることは間違いないだろう。
なお、この出品は、映画・エンターテインメントの小道具を専門に扱うプロップストアが開催する、冬の『Entertainment Memorabilia Live Auction』の一部。今回は1,350点以上の出品が予定されている。期間は12月5〜7日、ロンドンで行われ、一般入札も受け付ける予定だ。
『エルフ』の衣装から『インディ・ジョーンズ』の帽子まで、多彩な名品が集結
また今回のオークションでは、クリスマス映画『エルフ』(2003)でウィル・フェレルが演じたバディの衣装も登場する。これは、エレベーター内で「クリスマスツリーみたいだ!」と叫ぶ名場面に使用されたもの。推定落札額は最大26万4,000ドル(約4,000万円)とされている。
加えて、『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』(1984)でハリソン・フォードが着用したフェドーラ帽も出品される見込み。こちらは、約40万ドル(約6,000万円)を超える高額での落札が予想されている。
さらに、故アラン・リックマンが残した私物からも貴重なアイテムが出品される予定。『ダイ・ハード』(1988)や『ラブ・アクチュアリー』(2003)の撮影時に使用された手書きメモ入りの台本などがある。
ダース・ベイダーのライトセーバーに続くスター・ウォーズ高額取引
ちなみにプロップストアは今年9月にも、『スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲』および『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』(1983)で使用されたダース・ベイダーの決闘用ライトセーバーを出品していた。落札額は360万ドル(約5億5,000万円)。この額は、『スター・ウォーズ』関連アイテムとしては史上最高額の記録となった。
今回のボバ・フェットのブラスターも、それに匹敵する高額取引となる可能性が高い。世界中のファンやコレクターの注目が集まっている。
※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。
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