F1ブラジルグランプリ2025:ランド・ノリス勝利&セレブ婚約ニュース
熱狂の週末、ブラジルグランプリ
サンパウロのインテルラゴス・サーキットで行われたF1ブラジルグランプリは、フォーミュラ1(F1)のカレンダーでも特に活気にあふれ、予測不可能なレースとして知られる伝統の舞台だ。今年も、ジェットコースターのように変わる天候、情熱的な観衆、そしてチャンピオンシップの重要な瞬間が、F1を単なるモータースポーツ以上のエンターテインメントに押し上げた。
サーキットでは、セレブリティ、音楽、映画、世界的ブランドのパートナーシップが一堂に会し、レースと融合した豪華なショーが繰り広げられた。
シャルル・ルクレールが婚約発表
週末の注目オフトラックニュースとして、フェラーリのシャルル・ルクレールが長年の恋人アレクサンドラと婚約したことが発表された。ルクレールは自身のSNSで、ハート型に並べられた赤いバラの花びらとキャンドルライトに囲まれたプロポーズの様子を公開。二人は愛犬と共に祝福の瞬間を楽しみ、アレクサンドラはライトブルーのスリップドレスをまとい、約8,000万円相当と推測される、5〜6カラットのオーバルカットダイヤモンドリングを披露した。
宝石商ローラ・テイラーによると、このリングは「プラチナパヴェバンドにセットされ、時代を超越したデザインでエレガンスと輝きを兼ね備えています」という。
F1とブランドの華やかなコラボレーション
F1はハイネケンとのグローバルパートナーシップを拡大。2016年からの協力関係をさらに延長し、没入型ファン体験やホスピタリティプログラム、ブランディング施策を通して、世界中のレースでの存在感を強化する。この中にはノンアルコールビール「ハイネケン0.0」のプロモーションも含まれる。
また、サーキットでは米ロックバンドのリンキン・パークとの特別コラボレーションが行われ、レース当日にはF1テーマの限定商品が販売された。エミネムやメタリカなどのアーティストも週末にパフォーマンスを行い、音楽とレースの融合はますます進んでいる。
- 写真:Shiga Sports Japan
- 写真:Shiga Sports Japan
さらにレッドブル・レーシングは、マクドナルドとの7レースにわたる新たなパートナーシップを発表。マシンやガレージにはマクドナルドのロゴ「ゴールデンアーチ」が登場し、サンパウロのマクドナルドドライブスルーもレッドブルテーマのピットストップとして装飾される予定だ。マックス・フェルスタッペンもこのコラボに笑顔で「最高だね」とコメントした。
映画とF1の関係も加速
ハリウッドでは、ブラッド・ピット主演の映画『F1 ザ・ムービー』(劇場公開時邦題『F1®︎/エフワン』)が世界で6億3,000万ドル(約969億円)以上を稼ぎ、史上最も成功したモータースポーツ映画の一つとなった。プロデューサーのジェリー・ブラッカイマーは、続編についてルイス・ハミルトンと話し合いを始めたことを明かした。ハミルトンはエグゼクティブプロデューサーとして制作に関わり、リアリティを追求している。ただし続編の制作は慎重で、「急ぐ必要はない。正しく作るために時間をかけたい」と語った。
ブラッカイマーは、F1のCEOであるステファノ・ドメニカリに対し、撮影の支援や9つの異なるレーストラックでの撮影許可に感謝の意を表した。

ランド・ノリスがタイトル争いの有力候補に
F1ブラジルグランプリ2025では、マクラーレンのランド・ノリスが土曜のスプリントレースと日曜のメイングランプリの両方で勝利し、チームメイトのオスカー・ピアストリやレッドブルのマックス・フェルスタッペンを退けた。これにより、残り3ラウンドでノリスはフェルスタッペンに49ポイント、ピアストリに24ポイント差をつけ、初の世界タイトル獲得に大きく近づいた。

次戦はラスベガスグランプリ
F1カレンダーの次の目的地はラスベガス。眠らない街を舞台に、レーシングのスリルと華やかなエンターテインメントを融合させたイベントが予定され、スター選手やスポンサー施策が一堂に会する週末となる。
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