『鬼滅の刃 無限城編』中国で大ヒット 世界興収1130億円突破

『鬼滅の刃 無限城編』 写真:Koyoharu Gotoge SHUEISHA Aniplex ufotable/Sony Pictures
『鬼滅の刃 無限城編』 写真:Koyoharu Gotoge SHUEISHA Aniplex ufotable/Sony Pictures
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映画『鬼滅の刃 無限城編』が、世界興行収入でさらなる記録を叩き出している。最新の週末、中国で5200万ドル(約80億円)を稼ぎ、世界累計は7億3000万ドル(約1,130億円)に到達した。

同作は北米でも快挙を達成。これまで20年以上記録を保持していた『グリーン・デスティニー』を抜き、北米興行史上「最も成功した海外映画」の新記録を樹立した。

中国市場では、IMAXでも圧倒的パフォーマンスを見せ、週末興収の約25%にあたる1150万ドル(約17億8000万円)をIMAXのみで記録。日本映画として中国IMAX史上最大のオープニングとなった。

『鬼滅の刃』は吾峠呼世晴による人気漫画が原作。2019年のTVアニメ化以来、世界的ムーブメントを巻き起こし、2020年公開の劇場版『無限列車編』では、パンデミック下という逆風にもかかわらず5億ドル超の興行を達成した。

中国では近年、ハリウッド大作が苦戦する中で日本アニメが強さを保っており、『すずめの戸締まり』『THE FIRST SLAM DUNK』『劇場版 SPY×FAMILY』などが次々に成功を収めている。若年層の支持を背景に、アニメの市場価値も確固たるものとなっている。

今回の『無限城編』は全3部作で描かれる「最終決戦編」の第1章。驚異的なスタートは、ソニーとクランチロールが連携して展開する“世界規模アニメ戦略”の有効性を改めて示すものとなった。

※円換算額は、本日現在の為替レート(1ドル=約154.8円)に基づき計算しています。
※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。

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