アリアナ・グランデに“抱きついた”男、9日間の禁錮刑を言い渡される! 『ウィキッド 永遠の約束』シンガポールプレミア乱入で逮捕
シンガポールで開催された映画『ウィキッド 永遠の約束』(日本は2026年3月公開)のプレミアイベントで、アリアナ・グランデに抱きつく様子がカメラに捉えられた男が、9日間の禁錮刑を言い渡されたと報じられている。
オーストラリア人のジョンソン・ウェン(26)は、現地時間11月13日(木)に行われたレッドカーペットで、共演者のシンシア・エリヴォ、ミシェル・ヨー、ジェフ・ゴールドブラムと手を取り合って歩くアリアナ・グランデに向かって突然走り寄り、彼女の首に腕を回した。
するとシンシア・エリヴォが即座に反応してジョンソン・ウェンを押しのけ、警備スタッフとともに彼を引き離した。この一部始終はSNSで拡散され、ショックを受けた様子のアリアナを共演者たちがなぐさめる姿に大きな怒りの声が寄せられた。
さらなる批判を招いたのは、ウェンが過去にもバリケードを乗り越え、イベントで複数のスターに突進した“前科”があったことだ。彼は自身のインスタグラムで “Troll Most Hated(最も嫌われたトロール)” と名乗っており、これまでにもケイティ・ペリー、ザ・ウィークエンド、ザ・チェインスモーカーズのコンサートでステージに乱入していた。
11月17日(月)、BBCニュースは、シンガポールの裁判所がウェンに9日間の禁錮刑を言い渡したと報じた。裁判によると、ウェンはプレミアで2度侵入しようとしており、そのうち1度はアリアナに突進した後だったという。彼は警備員に取り押さえられ、その翌日に公共の迷惑行為で逮捕され、後に有罪を認めた。
ウェンは法廷で「二度としません」と述べた。アリアナ本人はこの件について公にはコメントしていない。
ファンの間では、今回の事件が、グランデにとってトラウマを呼び起こしかねないできごとだったのではないかとの声も上がった。2017年には、英マンチェスターでの彼女のコンサート会場で起きたテロ攻撃により、22人が犠牲になっている。
今年初め、アリアナは米『The Hollywood Reporter』のポッドキャスト「Awards Chatter」に出演し、この悲劇によって心的外傷後ストレス障害(PTSD)や深い悲しみ、うつ、不安に苦しんだ経験を語っていた。
「本当にたくさんのセラピーに通っていました。PTSD、そしてさまざまな種類の悲しみやうつ、不安に向き合っていたんです。もちろん真剣に治療に取り組んでいましたが、音楽がその癒やしの一部になってくれたことは間違いなく、私の命を救う助けになっていました。とても暗い時期でしたが、音楽がたくさんの光をもたらしてくれたんです」と彼女は語っている。
今回のウェンによる行為については、一部で「彼女を再びトラウマにさらした」と非難する声も上がっている。
※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。 編集/山咲こむぎ
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