アリアナ・グランデに襲いかかった「2つの事件」――ファン突入ハプニングと新型コロナ陽性公表
アリアナ・グランデが、映画『ウィキッド 永遠の約束』の世界プロモーションツアーの最中に、新型コロナウイルスの陽性反応が出たことを明かした。
グランデは現地時間11月20日(木)、自身のインスタグラムのストーリーズに、ジミー・ファロンの『トゥナイト・ショー』出演時に“ウィキッド流”の魔法の杖さばきを披露する自身の写真を投稿し、「COVIDの直前」とキャプションを添えていた。
グランデと共演するシンシア・エリヴォは、ジョン・M・チュウ監督による『ウィキッド 永遠の約束』のグローバルプロモーションツアーを終えたばかりである。本作は、ユニバーサルが名作ブロードウェイミュージカルとその原作を映画化するシリーズの第2弾で、グランデは善良な魔女・グリンダを、エリヴォは西の邪悪な魔女・エルファバを演じている。

本作は、北米で11月21日、サンクスギビング前の週末に公開される予定である。ワールドプロモーションツアーの最中、シンガポールで行われた『ウィキッド 永遠の約束』のレッドカーペットイベントでは、アリアナ・グランデが思わぬハプニングに見舞われた。熱狂したファンがセキュリティラインを突破し、グランデに向かって突進して強引に抱きつこうとしたのである。
この緊迫した場面で真っ先に動いたのが、共演者のシンシア・エリヴォだ。彼女はすぐに間に入り、ファンを押し戻すのを手助けすると、そのままグランデを抱き寄せて守り、さらに共演者のミシェル・ヨーも加わって、その場の緊張を和らげたのだ。
エリヴォは現地時間11月20日(木)、米ニュース番組『トゥデイ』出演時に、シンガポールでの“素早い救出劇”について語っている。「あの瞬間は特に考えていなかった。ただ、友人が無事であることを確認したかっただけだ。彼(ファン)に悪気があったとは思わないが、ああした状況では何が起こるかわからない。だから彼女が大丈夫かどうか、それを最優先にした。それが私の最初の本能的な反応だった」と振り返った。
『ウィキッド 永遠の約束』は、サンクスギビング興行で1億2,000万ドル超(約189億円※)の北米成績が見込まれ、世界興行でも2億ドル(約315億円※)を突破する可能性が高いと予測されている。実現すれば、ブロードウェイミュージカル原作映画として史上最高のスタートとなる見込みである。
※2025年11月21日時点の為替レートで換算
※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。

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