ついに完結! 『ストレンジャー・シングス』シーズン5、主要キャラの“最終運命”を徹底予測! 裏側の世界は崩壊しない…?

ノア・シュナップ(左)、マヤ・ホーク(右) 写真:Netflix
ノア・シュナップ(左)、マヤ・ホーク(右) 写真:Netflix
スポンサーリンク

Netflixで約10年にわたり配信されてきた人気シリーズ『ストレンジャー・シングス 未知の世界』。ついに最終シーズンが11月27日(木)に配信開始となり、ホーキンスの地下に潜む恐怖が最高潮に達している。

果たして、ホーキンスの未来を託されたヒーローたちは、邪悪なヴェクナ(演:ジェイミー・キャンベル・バウアー)に打ち勝つことはできるのだろうか。そしてこの戦いの果てに、誰が生き残るのか。

本稿では、『ストレンジャー・シングス 未知の世界』の主要キャラクターの運命を大予測。物語の結末について考察を繰り広げていく。

※この記事は『ストレンジャー・シングス 未知の世界』シーズン5に関する考察・予測を含みます。

ホーキンスと裏側の世界

Netflix『ストレンジャー・シングス』シーズン5
Netflix『ストレンジャー・シングス』シーズン5 写真:Courtesy of Netflix

キャストの運命を掘り下げる前に、まずはこのドラマの舞台設定をおさらいしたい。ダファー兄弟が手がけた本シリーズを通して、ホーキンスの表と裏の世界は互いに浸透し合い、ヒーローと悪役を生み出してきた。しかし、シーズン4の終わりに、裏側の世界がホーキンスに侵入し大災害を引き起こした。町は最終シーズンに向けて封鎖されたままとなっている。

筆者としては、裏側の世界は完全に消滅しないと予測する。おそらくホーキンスと世界の安全を守るため、1人以上のキャラクターが永久にそこに閉じ込められるのではないか。だとすれば、その人物は一体誰になるのだろうか。

バイヤーズ家

ノア・シュナップ(左)、ジェイミー・キャンベル・バウアー(右) 写真:THR.com
ノア・シュナップ(左)、ジェイミー・キャンベル・バウアー(右) 写真:THR.com

『ストレンジャー・シングス』は、幼いウィル(演:ノア・シュナップ)が裏側の世界に消える場面で幕を開けたが、最終回も同様の形で終わる可能性が高い。ただし今回は、消えるのではなく自らが生きる世界を選ぶ形になるだろう。

ヴェクナと特別な繋がりを持つウィルは、シーズン4の大半を自身の性的指向、特に親友マイク(演:フィン・ウルフハード)への想いを自覚する過程で過ごした。彼は愛する者たちを救うため、究極の犠牲を払うかもしれない。ウィルが裏側の世界に留まることで、将来的な続編の可能性も開かれる。

さらに、兄のジョナサン(演:チャーリー・ヒートン)は、過保護な本能を手放すことで精神的な成長を遂げている。そして、母のジョイス(演:ウィノナ・ライダー)にとっても、息子を大人として見送る一つの節目となるはずだ。

ホッパー家

ミリー・ボビー・ブラウン(左)、デヴィッド・ハーバー(右) 写真:Netflix
ミリー・ボビー・ブラウン(左)、デヴィッド・ハーバー(右) 写真:Netflix

もし、ウィルが物語の始まりと同じ場所で終わるのなら、それはかなり悲劇的な結末だろう。だが、もし彼がひとりじゃなかったらどうだろうか。

ウィルのもとには、現実でも親友であるイレブン(演:ミリー・ボビー・ブラウン)が加わる可能性もある。彼女もまた、暗黒の世界に囚われた経験を持ち、その中で生きる意味を見つけてきた人物だ。もしウィルとイレブンが一緒にこの世界を立て直すことになれば、どんなに暗い場所にも光が差し込む。ふたりはそんな希望を象徴する存在になるだろう。

またホッパー(演:デヴィッド・ハーバー)については、一度死亡が推定された男だ。シーズン4の監禁生活を経て、ジョイスとの幸せな結末を迎える時が来るだろう。

ウィーラー家

フィン・ウルフハード(中央) 写真:Netflix
フィン・ウルフハード(中央) 写真:Netflix

ウィルとイレブンが裏側の世界で物語を終えるなら、親友マイクはどうなるのか。

この物語は、マイクが子どもから大人へ成長していく過程をずっと描いてきた。大人になるということは、どうしても大切な人と会う時間が減ってしまう。そんな現実を受け入れる必要がある、というテーマも物語に込められているのではないか。

それでも、マイクが人生で一番大切に思っているふたりと、もう連絡を取れないまま物語が終わる展開にはならないだろう。物語は、彼らとのつながりが消えない形で幕を閉じるはずだ。

さらにナンシー(演:ナタリア・ダイアー)の最終的な運命は、様々に展開しうると考える。筆者は、彼女がヴェクナを再発見した張本人だからこそ、ヴェクナに致命的な一撃を放つ者となると予測する。

スティーブとダスティン

右からジョー・キーリー、マヤ・ホーク、セイディー・シンク、ゲイテン・マタラッツォ 写真:Courtesy of Netflix
右からジョー・キーリー、マヤ・ホーク、セイディー・シンク、ゲイテン・マタラッツォ 写真:Courtesy of Netflix

特に死亡が濃厚な人物と言えば、スティーブ(演:ジョー・キーリー)だ。そもそも彼はシーズン1で生存する予定ではなかった。シーズンを重ねるごとに好感度と大人っぽさが増し、無謀な行動を繰り返して危険に身を晒し続けている。スティーブの死は、間違いなく涙腺崩壊の瞬間となるだろう。

そして親友のダスティン(演:ゲイテン・マタラッツォ)については、ダファー兄弟が大事なキャラクター性を壊すようなことをするはずがない。

そして、もしダスティンがヘルファイア・クラブの次のリーダーとして物語を締めくくらなかったら、ファンは黙っていないはずだ。誰もが彼にその役割を期待している。

ルーカスとマックス

セイディー・シンクを抱えるカレブ・マクラフリン 写真:Courtesy of Netflix
セイディー・シンクを抱えるカレブ・マクラフリン 写真:Courtesy of Netflix

このふたりにはハッピーエンドを願う。特にマックス(演:セイディー・シンク)が経験したトラウマに関しては注目しておきたい。兄の生々しい死を目撃し、シーズン4ではヴェクナの手にかかり瀕死(ひんし)の状態に陥っている。

その後、マックスの状態は戻ったのか。たとえ戻ったとしても、マックスはトラウマを乗り越えようとする性格であり、それがまた彼女をヴェクナの標的に戻すだろう。マックスは最終決戦で大悪党に立ち向かう可能性が最も高いキャラクターのひとりだ。

とはいえ、ルーカス(演:カレブ・マクラフリン)が常に傍らで彼女を支えている。だからこそ、ふたりの未来にはかすかな希望の光が見える。

その他の注目ポイント

ナタリア・ダイアー(左)、チャーリー・ヒートン(右) 写真:Matt Kennedy/Netflix
ナタリア・ダイアー(左)、チャーリー・ヒートン(右) 写真:Matt Kennedy/Netflix

ルーカスの妹エリカ(演:プリア・ファーガソン)は生き残るだけでなく、ヴェクナの滅亡に重要な役割を果たすだろう。

さらにロビン(演:マヤ・ホーク)も生き残り、何らかの形でスクープス・アホイ(アイスクリーム店)を継ぐのではないか。

またマレー(演:ブレット・ゲルマン)は、ナンシーとジョナサンのために自らを犠牲にして死ぬと考察する。10代のふたりの恋愛に過度に干渉した自分の行動が、いかに不適切であったかを償うための手段となりそうだ。

そして最も意外な予測は、ウィーラー家の両親であるカレンとテッドの存在だ。おそらく最終シーズンには、何らかの役割を持ってしっかり登場するだろう。

『ストレンジャー・シングス』シーズン5は、3部構成でリリースされる。VOL 1(4エピソード)は現在配信中。さらにVOL 2は12月26日(金)、そしてフィナーレは2026年1月1日(木)に配信される。

※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。

【関連記事】

スポンサーリンク

類似投稿