東京コミコン2025が大盛況で閉幕 ジョニー・デップ、LOTR・BTTF・SWスターら23名集結し感動のフィナーレ
国内最大級のポップ・カルチャーイベント「東京コミックコンベンション2025」(東京コミコン2025)が、12月5日〜7日の3日間にわたり幕張メッセで開催され、総勢23名のハリウッドスターと日本の人気タレントが集結。連日多くのファンが詰めかけ、熱気と感動に包まれながらグランドフィナーレを迎えた。

■ 23名の豪華セレブが来日 オープニングからフィナーレまで大熱狂
今年の東京コミコンは、『ロード・オブ・ザ・リング』『バック・トゥ・ザ・フューチャー』『スター・ウォーズ』など、映画史を代表する作品のキャストが多数登壇し、大きな話題に。
ステージには以下のスターが登場した。
イライジャ・ウッド、ショーン・アスティン、クリストファー・ロイド、リー・トンプソン、トム・ウィルソン、クローディア・ウェルズ、ジョニー・デップ、ジャック・クエイド、ニコラス・ホルト、マッツ・ミケルセン、セバスチャン・スタン、ノーマン・リーダス、ジョン・バーンサルほか(敬称略)
■ “フロドとサム”の名コンビが来日 声優・浪川大輔との再会に大盛り上がり
最初のステージには、『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズのイライジャ・ウッドとショーン・アスティンが登場。
長年フロドとサムの吹き替えを担当してきた声優・浪川大輔がサプライズ登壇すると、2人は「ワーーオ!」「My buddy!」と歓喜し、固い握手を交わした。
ウッドは過去の来日時に皇居周辺を走った際、偶然撮影した日本人ファンと数年越しにコミコンで再会したエピソードを披露し、会場を温かい空気に包んだ。
また、アスティンはSAG-AFTRA新会長に任命された責任と想いを語り、観客から大きな拍手が送られた。
- (左から)ショーン・アスティン、浪川大輔、イライジャ・ウッド、東京コミコン2025にて ©2025 Tokyo comic con All rights reserved.
- (左から)ショーン・アスティン、イライジャ・ウッド、東京コミコン2025にて ©2025 Tokyo comic con All rights reserved.
■ 『バック・トゥ・ザ・フューチャー』公開40周年記念ステージ
今年公開40周年を迎えた名作『バック・トゥ・ザ・フューチャー』からは、クリストファー・ロイド、リー・トンプソン、トム・ウィルソン、クローディア・ウェルズの4名が登壇。
12月7日は日本公開日でもあり、ファンとともに記念すべき日を祝福した。
アンバサダーの山本耕史がマーティの衣装で登場し、「The Power of Love」を熱唱して会場を盛り上げる一幕も。
キャスト陣は、“日本で愛され続ける理由”として以下を挙げた。
- トンプソン:「普遍的で感情移入できる物語」
- ウィルソン:「SFとドラマの融合」
- ロイド:「時間を旅するロマン」
- ウェルズ:「日本人の完璧主義に、本作の完成度が合致している」
ウェルズは「この映画には一切の間違いがありません」と誇らしげに語り、ファンへのリスペクトを示した。
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■ 『スター・ウォーズ』ギャザリング ボバ・フェット役ダニエル・ローガンが日本語で挨拶
“日本独自のコミコン文化”として人気のコスプレイヤー×セレブ共演ステージには、ボバ・フェット役のダニエル・ローガンと浪川大輔が登場。
ローガンは息子とともに日本語で挨拶し、「日本の一人ひとりが大好きです」と深い感謝を表明。
2026年公開『マンダロリアン・アンド・グローグー』の予告編をコスプレイヤーと鑑賞する特別な時間も設けられた。
- 浪川大輔、ダニエル・ローガン、東京コミコン2025にて ©2025 Tokyo comic con All rights reserved.
- 東京コミコンにフォースあれ!スター・ウォーズ・ギャザリングステージ ©2025 Tokyo comic con All rights reserved.
■ 最も大きな歓声を浴びたジョニー・デップ
3日間で最も大きな歓声に包まれたのは、ハリウッドのレジェンド、ジョニー・デップだった。
温かいファンへの感謝を何度も口にし、「皆さんは僕の心にいます。本当にありがとう、愛しています」と語り、会場は感動に包まれた。
『ONE PIECE』のサンジ役としても知られる声優の平田広明が“海賊つながり”という縁で、「知り合いの漫画家がデップ氏のためにデザインした」という特製のれんをサプライズで贈ると、デップは裏側を見せるなどユーモアたっぷりに応じ、会場を沸かせた。
■ 豪華セレブが勢ぞろいした“グランドフィナーレ”
最終日のクライマックスには、今年の東京コミコンを彩ったスターたちがステージに再集結。
アンバサダーのLiLiCo、中丸雄一、山本耕史、伊織もえとともに、登壇したセレブが次々と挨拶し、3日間の熱狂を締めくくった。
イライジャ・ウッドは「東京の皆さんに会えて本当に嬉しかった。最高の時間をありがとう!」と満面の笑みでコメント。
ショーン・アスティンは「日本のファンの温かさに、毎回感動させられます」と語り、深く一礼した。映画『ハリー・ポッター』シリーズのルーナ役で知られるイヴァナ・リンチは、「実は到着した3日前は『どうしてここに来たんだろう』なんて神経が疲れていた瞬間があったのですが、皆さんが温かく迎えてくれて、本当に栄誉ある体験ができたと思います。ありがとうございました!」と語った。
『ザ・ボーイズ』のジャック・クエイドは「初来日だったけど、すぐにまた戻ってきたい!」と興奮気味に語り、会場から大きな拍手が。
『マッドマックス:フュリオサ』『X-MEN』シリーズで知られるニコラス・ホルトは「みんな本当に優しい。日本は僕にとって特別な場所です」と感謝を述べた。
セバスチャン・スタンは「あなたたちは本当にアメイジング!」と、クリストファー・ロイドはお馴染みのセリフを引用しながら「Japan…Great Scott!!」と声を張り上げると、会場は一気にヒートアップ。マッツ・ミケルセンは「“こんにちは(日本語)”、先日は僕の誕生日パーティーを開いてくれてありがとうございました。日本酒を飲んで20歳年を取った気がしますが、皆さんに会えて30歳若返りました!“ありがとうございます(日本語)”」と挨拶した。
『ウォーキング・デッド』のノーマン・リーダスは「アリガトウ!そして…“トイレハドコデスカ”」と日本語ジョークで締め、大歓声が湧き上がった。
■ ニコラス・ホルトの誕生日をサプライズ祝福

さらにフィナーレでは、この日33歳の誕生日を迎えたニコラス・ホルトに特製バースデーケーキがサプライズで贈られる一幕も。
ステージにケーキが運ばれると、ホルトは驚きながら「まさか日本で誕生日を祝ってもらえるなんて!本当にありがとう!」と何度も感謝を述べた。
共演セレブたちもマイクを手に「ハッピーバースデー!」とお祝いし、客席からも大きな拍手とコールが巻き起こるなど、東京コミコンならではの温かいフィナーレとなった。
■ 【東京コミコン2025】は過去最大級の熱狂
3日間にわたり、世界的スターと日本のファンが直接交流し、映画・ドラマ・コミックの魅力を共有した東京コミコン2025。
世代も国も越えた“ポップ・カルチャーの祭典”として、今年も大盛況のまま幕を閉じた。
◼️東京コミコン2025公式 WEB サイト: https://tokyocomiccon.jp/
【東京コミコン 2025】開催概要
会期:2025年12月5日〜7日
会場: 幕張メッセ(〒261-0023 千葉県千葉市美浜区中瀬 2-1)1 ホール〜6 ホール予定
主催: 株式会社東京コミックコンベンション、東京コミックコンベンション実行委員会

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