『ズートピア2』豪華キャスト徹底ガイド──ジニファー・グッドウィン、ジェイソン・ベイトマンからキー・ホイ・クァン、エド・シーランまで
長らく待ち望まれていた『ズートピア2』がついに劇場公開。前作『ズートピア』(2016年)から約10年、ジュディ(声優:ジニファー・グッドウィン)とニック(声優:ジェイソン・ベイトマン)は警察官コンビとして復帰し、新たな仲間や強敵、そしてスター俳優が続々と登場する。
米『ハリウッド・リポーター』のレビューでも「動物キャラクターと環境が膨大で、すべてを把握するためには複数回の鑑賞が必要だろう」と指摘されている通り、本作は声優陣の豪華さも大きな見どころだ。
ここでは、主要キャラクターを担当する声優キャスト陣を一挙紹介する。
■ ジニファー・グッドウィン&ジェイソン・ベイトマン

写真:JESSE GRANT/GETTY IMAGES FOR DISNEY, WALT DISNEY STUDIOS MOTION PICTURES / COURTESY EVERETT COLLECTION
ジュディ・ホップス&ニック・ワイルド役
前作に続きシリーズの顔とも言える2人が続投。今作ではニックも正式に警察官となり、ジュディと共にズートピア警察署の相棒として活躍する。
- ジニファー・グッドウィン:『ワンス・アポン・ア・タイム』でスノウ・ホワイトを演じて世界的知名度を獲得。ディズニー作品への参加は多く、声優としての安定感と温かみのある演技に定評がある。
- ジェイソン・ベイトマン:『オザークへようこそ』でエミー賞監督賞を受賞し、役者・演出家として高評価を得ている。Apple TV+ドラマ『ブラック・ラビット』などで人気を獲得。コメディとシリアスの両路線で成功している稀有な俳優。
■ キー・ホイ・クァン

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ゲイリー・デ・スネーク役(ピットバイパー)
新キャラクターの中心人物。爬虫類の社会的地位を取り戻すべく動く野心的な“ピットバイパー”。
オスカー俳優キー・ホイ・クァンは『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』(2022年)での受賞後、注目作に立て続けに出演している。
MCUドラマ『ロキ』シーズン2でも主要キャストとして参加している。
■ フォーチュン・フィームスター

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ニブルズ・メイプルスティック役(ビーバー)
ポッドキャスターとして陰謀論を語りまくる現代的キャラ。ジュディ&ニックの捜査にも協力する。フィームスターは、Netflixで人気のスタンダップコメディアン。
映画『ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン』(2011年)など、コメディ作品への出演多数。
■ クインタ・ブランソン

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ドクター・ファズビー役(クオッカ)
“パートナー危機講座”を主宰するセラピスト。自身が創作・主演する『アボット・エレメンタリー』で高い評価を受けたマルチクリエイターが参戦。
■ アンディ・サンバーグ

写真:DIMITRIOS KAMBOURIS/GETTY IMAGES , WALT DISNEY STUDIOS MOTION PICTURES / COURTESY EVERETT COLLECTION
ポーバート・リンクスリー役(リンクス家の末っ子)
ドラマシリーズ『ブルックリン・ナイン-ナイン』などでおなじみのサンバーグが、物語の鍵を握る名家“リンクスリー家”の一員を担当。
■ デヴィッド・ストラザーン

ミルトン・リンクスリー役
家長としてジュディとニックの行動を阻もうとする人物。ジョージ・クルーニー監督『グッドナイト&グッドラック』(2005年)でアカデミー賞主演男優賞ノミネートされた。
■ イドリス・エルバ

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チーフ・ボゴ役
再び警察署長ボゴを快演するイドリス・エルバ。今作ではジュディだけでなくニックの上司にもなり、さらなる存在感を発揮する。
『ソウルフル・ワールド』(2020年)『ワイルド・スピード』シリーズなど幅広いジャンルに出演。DC映画『ザ・スーサイド・スクワッド』でのブラッドスポート役も高評価。
■ シャキーラ

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ガゼル役
ズートピアのトップポップスター。グラミー賞を複数回受賞する世界的ポップスターであるシャキーラは、前作『ズートピア』(2016年)の大ヒット曲「トライ・エヴリシング(Try Everything)」に続き、新曲「Zoo」でも作品を彩る。
■ パトリック・ウォーバートン

写真:JESSE GRANT/GETTY IMAGES FOR DISNEY, WALT DISNEY STUDIOS MOTION PICTURES / COURTESY EVERETT COLLECTION
メイヤー・ウィンドダンサー役(市長/サラブレッド)
俳優から政治家へ転身したユニークなキャラクター。『ラマになった王様』(2000年)のクロンク役が代表作。
ピクサー、ディズニー作品に多く出演する“名声優”。
■ アラン・テュディック

デューク・ウィーズルトン役
前作に続きイタチのデュークを再演。
ディズニー作品の常連声優で、『モアナ』『アナと雪の女王』『シュガー・ラッシュ』(2012年)『怪盗グルー』シリーズ、映画『アイス・エイジ』シリーズなど出演多数。米『ハリウッド・リポーター』誌では「ディズニー作品に欠かせない声のカメレオン」と評価されている。
■ マコーレー・カルキン&ブレンダ・ソング

キャトリック&キティ・リンクスリー役
映画『ホーム・アローン』(1990年)で世界的スターとなったマコーレー・カルキンとブレンダ・ソングは実生活では夫婦、『ズートピア2』の作中では兄弟を演じるというユニークなキャスティング。
■ エド・シーラン

エド・シェアリン役(羊のバーバー)
短い出演ながら話題必至のカメオを果たしているのが、17回のグラミーノミネートを誇る世界的シンガー、エド・シーラン。
『レッド・ノーティス』(2021年)『イエスタデイ』(2019年)などへのカメオでも話題になった。
■ ドウェイン・ジョンソン

ジーク役(ディクディク)
チューバに挟まるコミカルな役どころで登場するのは、レスラー出身の大人気俳優ドウェイン・ジョンソン。
映画『ブラックアダム』(2022年)『ジュマンジ』シリーズなど大ヒット作を多数牽引する、ハリウッド「興行収入ランキングの常連」俳優のひとり。
■ ボブ・アイガー

ボブ・タイガー役
ディズニーCEOのボブ・アイガーがまさかの“初”声優カメオ出演。
ディズニーCEOとして、マーベル/ルーカスフィルム買収を成功させた業界の象徴的存在であり、声優カメオは非常に珍しく、ニュースとしても大きな話題になっている。
■ ロバート・アーウィン

ロバート・ファーウィン役(コアラ係員)
大人気ダンス・コンペティション・テレビシリーズ『ダンシング・ウィズ・ザ・スターズ』優勝で知られる彼もワンシーンで登場。故スティーブ・アーウィンの息子としても知られる。

『ズートピア2』はジュディ&ニックの成長だけでなく、豪華すぎるキャスト陣の競演も大きな魅力。長年のファンにとっても、新規の観客にとっても満足度の高い一本といえるだろう。
※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。
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