ティモシー・シャラメが「年間最優秀スポットライト俳優賞」受賞!『マーティ・シュプリーム 世界をつかめ』で圧巻の演技を披露

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ティモシー・シャラメ 写真:Savion Washington/FilmMagic
ティモシー・シャラメ 写真:Savion Washington/FilmMagic
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映画『マーティ・シュプリーム 世界をつかめ』で主演を務めたティモシー・シャラメが、パームスプリングス国際映画祭にて“年間最優秀スポットライト俳優賞(Spotlight Actor of the Year Award)”を受賞することになった。授賞式は現地時間1月3日にパームスプリングス・コンベンションセンターで開催され、映画祭自体は1月2日から12日まで行われる。

ティモシー・シャラメ、『マーティ・シュプリーム 世界をつかめ』より 写真:A24/Courtesy Everett Collection
ティモシー・シャラメ、『マーティ・シュプリーム 世界をつかめ』より 写真:A24/Courtesy Everett Collection

映画祭会長が語る、シャラメの“キャリアの節目”となる演技

映画祭会長は次のようにコメントしている。
「『マーティ・シュプリーム 世界をつかめ』におけるティモシー・シャラメの演技は、まさに彼のキャリアにおける大きな節目である。栄光をめぐるダイナミックな葛藤の中で、シャラメが演じるマーティ・マウザーは、この物語を野心と渇望を抱えた“深く人間的な物語”へと昇華させているのだ。これは彼の代表作のひとつであり、今年もっとも注目すべき演技のひとつだ。賞レースでも高く評価されることは間違いない。卓越した才能を極めつつある俳優として、この賞を贈れることを誇りに思う」

ティモシー・シャラメ、映画『マーティ・シュプリーム(原題:Marty Supreme)より 写真:A24
ティモシー・シャラメ、映画『マーティ・シュプリーム 世界をつかめ』より 写真:A24

豪華キャストと実力派スタッフが集結

『マーティ・シュプリーム 世界をつかめ』にはシャラメのほか、グウィネス・パルトロータイラー・ザ・クリエイターオデッサ・アザイオンらが出演している。監督はジョシュ・サフディ。脚本は彼と長年のコラボレーターであるロナルド・ブロンスタインが共同執筆した。作品はAFIおよび全米映画批評委員会(NBR)の「2025年映画トップ10」に選出され、シャラメ自身もゴールデングローブ賞とクリティクス・チョイス・アワードの両方で主演男優賞にノミネートされている。

キャリアを築き上げた名作の数々

シャラメは、アカデミー賞2度、ゴールデングローブ賞5度のノミネート歴を持ち、これまでルカ・グァダニーノグレタ・ガーウィグドゥニ・ヴィルヌーヴアダム・マッケイウェス・アンダーソンマーティン・スコセッシクリストファー・ノーランといった名匠の作品に出演してきた。

(左から)アーミー・ハマー、ティモシー・シャラメ、『君の名前で僕を呼んで』(2018年)より 写真:Sony Pictures Classics
(左から)アーミー・ハマー、ティモシー・シャラメ、『君の名前で僕を呼んで』(2018年)より 写真:Sony Pictures Classics

劇的なブレイクから最新作まで

ブレイクのきっかけとなった『君の名前で僕を呼んで』(2018年)をはじめ、『レディ・バード』(2017年)、『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』(2019年)、『DUNE/デューン 砂の惑星』(2021年)、『ドント・ルック・アップ』(2021年)、昨年オスカーノミネートを受けた『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』(2024年)のほか、『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』(2023年)、『フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊』(2021年)、『キング』(2019年)、『インターステラー』(2014年)など多彩な出演作を誇る。

次回作はジェームズ・マンゴールド監督による『High Side』になる予定だ。

(左から)ジェームズ・マンゴールド監督、ティモシー・シャラメ 写真:VALERIE MACON/AFP via Getty Images
(左から)ジェームズ・マンゴールド監督、ティモシー・シャラメ 写真:VALERIE MACON/AFP via Getty Images

※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。

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