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はるな愛と“救った医師”の人生を音楽とダンスで描く映画『This is I』Netflixで配信―斎藤工「今、生まれるべき作品」

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Netflix映画『This is I』 はるな愛の半生と“救った医師”の人生、トークパネル開催
左から松本優作監督、斎藤工、佐藤善宏 Netflixラインナップ発表会「Next on Netflix 2026」 (C)Netflix
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タレント・はるな愛の半生を基にしたNetflix映画『This is I』。

はるな愛役は望月春季(役名・アイ)。本作は、はるな愛の自伝的要素と、性別適合手術を担った医師・和田耕治の人生を軸に、80〜90年代という時代の熱量を背景に描く。数々のヒットソングと現代的なダンスを組み合わせた“エアミュージカル”という表現で、新たな体験を届けてくれる作品だ。

映画『This is I』は、2026年2月10日よりNetflixにて独占配信されている。

1月27日(火)に行われた映画『This is I』のトークパネルでは、冒頭に作品をイメージした、煌びやかなダンサー達がステージに登場。はるな愛の性別適合手術を担った医師・和田耕治を演じた斎藤工、松本優作監督、そしてモデレーターとして、エグゼクティブ・プロデューサーを務めるNetflixコンテンツ部門・佐藤善宏が登壇した。

Netflix映画『This is I』 はるな愛と“救った医師”の人生

『This is I』 Netflixラインナップ発表会「Next on Netflix 2026」 (C)Netflix
『This is I』 Netflix(ネトフリ)ラインナップ発表会「Next on Netflix 2026」 (C)Netflix

松本監督は、Netflixから本作のオファーを受けた際の率直なおどろきを振り返る。「Netflix作品を監督することは、自分にとって大きな夢の一つだった」と語った。

また、著書や関係者への取材を重ねる中で、二人がどれほど過酷な時代を生き抜いてきたかを知り、強い衝撃を受けたという。

「自分らしく生きること、自分にウソをつかずに生きることは、誰もが願いながらも簡単にはできない。特に80〜90年代は、今以上に理解が得られず、貫くことがむずかしかった。その中で闘ってきた二人の姿を、映画としてしっかり描くべきだと確信しました」と、作品への思いを語った。

はるな愛の医師役・斎藤工「この企画は“今、生まれるべき作品”だと思った」

斎藤工 Netflixラインナップ発表会「Next on Netflix 2026」 (C)Netflix
斎藤工 Netflix(ネトフリ)ラインナップ発表会「Next on Netflix 2026」 (C)Netflix

はるな愛の医師・和田耕治役を演じた斎藤工は、松本監督のファンであったことに加え、企画そのものが持つ強度に惹かれたとコメント。「はるな愛さんと和田先生という二人の物語、そしてその年代。この掛け算が、新しい映画を生み出すんじゃないかと感じました」と語る。

一方で、監督の年齢や時代感覚について不安はなかったのかと問われると、「正直、不安はありました」と率直に答えた。しかし、「当時をどれだけ知っているかよりも、ディレクターとしての目線や、根底にあるジャーナリズムが大事。松本監督は、どの時代のどんなテーマでも、ご自身のフィルターを通して昇華できる方だと、今回の現場で改めて確信しました」と、信頼を口にした。

はるな愛役で主演・望月春季の抜擢理由「成長とエネルギー」

トーク中盤では、主人公・アイ役に抜擢された望月春季のオーディション映像が上映された。松本監督は、「約3カ月にわたるオーディションの中で、会うたびに成長を感じられたことが大きかった」と語る。

望月春季が未成年であったことに加え、ダンス、関西弁、肉体改造など求められる要素が多く、不安も大きかったという。それでも、「言葉にできないほどのエネルギーを持っていて、この人と映画を作りたいと強く思った」と決め手を明かした。また、はるな愛本人がオーディション映像を見た瞬間に心を打たれたことも、大きな確信につながったという。

斎藤も望月春季について、「初めて会った時、とにかくまぶしかった」と振り返り、「作品を包み込み、そこに光を宿す存在。彼女と向き合って芝居をする中で、自分の人生にとってもターニングポイントになる瞬間がありました」と、共演者としての強い印象を語った。

“一番届くべき人たち”、和田医師の家族と共に鑑賞した試写エピソード

トーク終盤、斎藤工は完成作をはるな愛と母親、そして和田医師の家族と共に鑑賞した際のエピソードを明かした。

上映後、両家が涙を流し、抱き合っていた光景を目にし、「この作品が生まれた理由であり、ゴールだと思った」と語る。「世界に届ける前に、一番届くべき人たちに届いた」と、その瞬間を振り返った。

松本監督も最後に、「自分とは何か、誰もが一度は考える普遍的なテーマを描いた作品」と語りつつ、「重いテーマですが、いい意味で気軽に、楽しく観ていただける作品にもなっています。構えずに観て、感想を語り合ってもらえたら」とメッセージを送った。

昭和歌謡とダンスが生む“エアミュージカル”ではるな愛の人生を表現

『This is I』 Netflixラインナップ発表会「Next on Netflix 2026」 (C)Netflix
『This is I』 Netflixラインナップ発表会「Next on Netflix 2026」 (C)Netflix

本作の大きな特徴である“エアミュージカル”表現について、松本監督は自身が1992年生まれで世代ではないことを前置きしつつ、「母親がカラオケや車で流していた曲を通して、自然となじみがあった」と説明。主人公アイが苦しい状況の中で、音楽に救われていく感覚を描きたかったと語った。

実際に歌うミュージカルではなく口パクを選んだ理由については、「世界に向けた作品として、新しさを出したかった」と明かす。望月の身体表現の豊かさも相まって、「人に元気を与えるシーンを作りたいという思いで、スタッフ全員で挑戦しました」と振り返った。

斎藤も、「映画やドラマの印象の半分は音楽で決まる」と語り、昭和歌謡の持つ力が物語と強く結びついていると評価。「撮影中も、楽曲ははるな愛さんへの応援歌であり、同時に僕たち自身を励ます存在だった」と語った。

Netflixラインナップ発表会「Next on Netflix 2026」 (C)Netflix
Netflixラインナップ発表会「Next on Netflix 2026」 (C)Netflix

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