【エプスタイン事件まとめ】芸能界との接点とは?公開文書から読み解く最新情報
性的人身売買犯ジェフリー・エプスタインの交友関係は長らく政界・金融界を中心に語られてきた。だが、米司法省(DOJ)がエプスタイン事件に関する文書を断続的に公開したことで、ハリウッドとの接点も次々と明らかになりつつある。
※なお、ここに挙げる人物はいずれもエプスタインの犯罪に関与したとして訴追されているわけではない。
ジェフリー・エプスタイン事件|ハリウッドの“構造”を映す問題
日本ではスターを中心に語られがちなハリウッドだが、実際には映画会社幹部、投資家、メディアオーナー、危機管理PR、エージェントなどのネットワークで成り立つ巨大産業だ。
エプスタイン事件は、その複雑な権力構造の一端を浮き彫りにした。
政界・金融界を越え、エンタメ界へ
ジェフリー・エプスタインの人脈は、想像以上に広範だった。俳優、映画プロデューサー、エージェント、大手メディア幹部、PRコンサルタント——。華やかなレッドカーペットの裏側で業界を動かす面々の名が、文書の中に点在している。
2009年には、エプスタインが英政府高官ピーター・マンデルソンに対し「アジアでレオナルド・ディカプリオの広告起用に関心を持つ企業はいないか」と問い合わせていたことが判明。ビジネスとスターの影響力を結びつけようとする動きがうかがえる。
また、米俳優であるジャレッド・レトの名前も資料に登場するが、レト側は「本人は面識も接点も一切ない」と明確に否定している。
ウディ・アレン夫妻との交流

映画『マンハッタン』(1979)や『ミッドナイト・イン・パリ』(2011)などで知られる映画監督のウディ・アレンと妻のスン=イー・プレヴィンは、ニューヨークでの近隣関係を通じてエプスタインと親交があったとされる。
公開文書によると、エプスタインは夫妻のホワイトハウス私的ツアーを手配し、娘の大学進学に関与したとする記録が公開文書に含まれている。
著名人とのアフリカ旅行
2002年、エプスタインの私有機(個人や企業が所有している飛行機)でアフリカを訪れた一行には、元米大統領のビル・クリントンのほか、俳優のケヴィン・スペイシー、コメディアンのクリス・タッカーらが含まれていた。
モデル・監督・業界実力者たち
スーパーモデルのナオミ・キャンベルは、有罪判決後も交流が続いていたとされるが、「犯罪行為は知らなかった」と説明。
大統領夫人のメラニア・トランプを追ったドキュメンタリー映画『メラニア』で監督復帰となったブレット・ラトナー、パラマウント映画・20世紀フォックスの会長兼CEOを歴任したメディア界の大物バリー・ディラー、PRコンサルタントのマシュー・ヒルツィックらとのメールも確認されている。

※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。
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